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【この記事のエキスパート】
作家/アウトドアライター:夏野 栄
作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。
アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。
アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。
『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。
この記事では、寝袋の下に敷くことで快適な寝心地を手に入れることができるキャンプマットの選び方とおすすめ商品を紹介します。コールマンやWAQ、モンベル、キャプテンスタッグのウレタンマットや銀マット、インフレーターマットなどを厳選。シングル・ダブルサイズも!
キャンプに必要なの?
キャンプマットの役割とは?
登山やキャンプなどのアウトドアで使用するキャンプマットは、テントで使用する敷布団の役割をしてくれるアイテムです。とくに登山のように地面が整備されていない場所でそのまま寝袋だけで寝るのは苦痛をともなうので、キャンプマットは欠かせません。
地面の凸凹に対応するだけでなく、地面から伝わる冷気を遮断する役割も。寒さ対策として冬場は必須ですが、夏場も場所によっては冷え込みます。夏場のアウトドアにもできれば持って行くようにしましょう。
種類やサイズ、断熱性などに注目
キャンプマットの選び方
キャンプマットを選ぶのに注目しておきたいポイントを紹介します。購入するときの参考にしてください。ポイントは下記の5つ。
【1】マットの種類で選ぶ
【2】テントの大きさや体格に合わせてサイズを選ぶ
【3】熱遮断性を確認して選ぶ
【4】防水性もチェック
【5】携帯性も確認しよう
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】マットの種類で選ぶ
キャンプマットにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
リーズナブルで手軽な「銀マット」
手軽にキャンプマットを手に入れたいなら銀マットを選んでください。アルミマットとも呼ばれ、ホームセンターなど身近な店舗で手に入れやすいアイテムです。コスパが高いので、ほかのキャンプマットと組み合わせて使ってもよいでしょう。
折り畳みできるものや丸められるものがあり、使いやすいタイプを選ぶことができます。これからキャンプをはじめる初心者にもぴったりです。
断熱性が高い「ウレタンマット」
冬場や夏場など、過酷な状況で使用するなら断熱性のよい発泡フォーム式マットである、ウレタンマットを使うとよいでしょう。硬めのマットで弾力があるので、地面が凸凹な環境にもぴったりです。耐久性もよさもウレタンマットの魅力。
少しのキズがつくくらいなら気にせず使い続けられます。銀マットよりかさばりますが、携帯しやすい商品も販売されています。
寝心地を重視したいなら「エアマット」
とにかく寝心地を重視したいのであれば、空気を入れて使うエアマットを選びましょう。ほかのキャンプマットより厚みがあり、ふかふかした感触が魅力。空気を抜けばコンパクトにしまうことができるのもうれしいポイントです。
ただ、エアマットをふくらませるためにポンプやエア注入器を一緒に持っていく必要があります。余分に荷物を持って行かなくてはならないのが難点です。
寝心地も機能もほしいなら「インフレーターマット」
インフレーターマットは自動でふくらむキャンプマットです。マットのすみについているバルブを緩めるだけでマットに空気が入るので、道具を使ってふくらませるエアマットより設営しやすいのが魅力。スポンジがなかに入っているので、ある程度の寝心地のよさも確保されています。
自分の好みの空気量になるように、最後は自分で空気を調整しなくてはなりません。
【2】テントの大きさや体格に合わせてサイズを選ぶ
せっかくキャンプマットを買っても、体のサイズに合っていないと寝心地もよくありません。ちょうどよいサイズよりも、体のサイズより少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめ。寝返りをうっても足がはみだすことがないので、快適に眠れるでしょう。
またテントに合うかどうかも買うときにチェックしておきましょう。車中泊で使うのであれば、車のスペースに合うかどうか確認してください。マットは大きくなればなるほど収納時にもかさばってしまいますので、その点も注意が必要です。
【3】熱遮断性を確認して選ぶ
冬場などにキャンプマットを利用するのであれば、熱遮断性もチェックしなくてはなりません。どれほど熱を通さないかは「R値(熱抵抗値)」で表現されます。R値は数値が高いほど熱を通しにくく、熱遮断性があることになります。
冬使用するのであればできるだけ数値の高いものを、オールシーズン使用なら4以上のものを選ぶとよいでしょう。
【4】防水性もチェック
アウトドアでは突然の天気の変化はつきもの。また、テントのなかも結露などで思いのほか水滴が発生します。ひどい場合はテントのなかが水たまり状態になることも。
マットが濡れて寝袋まで浸透するのを防ぐためには、防水性の高いPVC加工やウォータープルーフ加工のなされたキャンプマットを選びましょう。マットが濡れると水で冷えてしまい、耐熱のために敷いている意味がなくなってしまいます。防水性はチェックしておきたいポイントです。
【5】携帯性も確認しよう
登山など持ち運ぶ前提で使うキャンプマットは、携帯しやすさも大切なポイントです。荷物が多くなりがちな登山では、できるだけコンパクトで軽量なものを選びたいもの。
エアーマットやインフレーターマットなどの空気を抜けばコンパクトになるマットは、収納時のサイズや重さは商品によって異なります。収納時のサイズや重量、持ち運びしやすい形に折りたたみできるかどうかも確認してください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)