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【この記事のエキスパート】
フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。

文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。


ここでは、お香の選び方とおすすめ商品を紹介します。老舗の日本香堂や松栄堂、世界的に有名なヘムやガーネッシュなどが人気です。種類も、スティック、コーン、渦巻、紙など様々。初心者が始めやすいサンダルウッドやハーブ、柑橘系なども厳選。贈り物向きなおしゃれな製品も!

癒しの香りでリラックス!
お香の魅力と効果とは?

古くより親しまれてきた「お香」。線香のように火をつけて使うものが一般的ですが、常温で楽しめるものもあります。

白檀(びゃくだん)・黒壇(こくたん)・伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)など、香木という香りのする木が原材料となっていて、心が安らぐような和の落ち着いた香りが特徴。ほかにもフローラルやハーブ、柑橘系など洋風の香りを楽しめる商品も多く販売されており、こちらも人気があります。

お香の香りにはリラックス効果があり、疲れたときの気分転換や、仕事や勉強に集中したいときにもぴったり! また、商品によっては部屋の消臭効果がありますので、気分をリフレッシュできます。

お香の選び方

ここからは、お香の選び方についてご紹介していきます。ポイントは下記4点!

【1】お香の種類(形状)を選ぶ
【2】お香の香りで選ぶ
【3】ブランドで選ぶ
【4】プレゼントにはお香立てのセットを

それぞれ解説しているので参考にしてみてください。

【1】お香の種類(形状)を選ぶ

ひと口にお香といっても、スティック型、コーン型、渦巻型、紙タイプとさまざまな種類があります。タイプ別に特徴をおさえましょう。

燃焼時間約30分
香りが均一に広がる「スティック型(線香)」

出典:Amazon

スティック型(線香)のお香は、もっともポピュラーなタイプ。長さは短いものもあれば長いものもあります。燃焼時間は長さによって変わりますが、少しだけ香りを楽しみたいときは、適当な長さに折ることで燃焼時間を調整できるので便利です。

火をつけてから燃え尽きるまで常に同じ面積が燃え続けるので、香りが均一に広がるのが特徴です。

燃焼時間約10分
香りが徐々に強くなる「コーン型」

出典:Amazon

円錐形のコーン型タイプは、短時間で香りを楽しみたいときにぴったりのタイプです。燃焼時間は10~15分程度と短いですが、下に行くほど燃える面積が大きくなるので、香りが強くなるという特徴があります。

燃えた後、灰がそのままの形で残るので後片付けがかんたんです。風の影響も受けにくいので、外でも香りが楽しめます。

燃焼時間約1~2時間
広い場所で香りを楽しむのに適した「渦巻型」

出典:Amazon

スティック型やコーン型よりも燃焼時間が長く、長時間香りを楽しみたいときにぴったりのタイプです。燃焼時間は渦巻の大きさによって変わり、なかには90分程度燃え続けるものもあります。

風の影響も受けにくいので、広い空間に香りを広げたいときや、空気の流れが多い場所で香りを楽しみたいときに使ってみましょう。

途中で折ったり、金属製のクリップで挟むことで燃焼時間が調整できるのも魅力です。

燃焼時間約1~2分
常温でも香りが楽しめる「ペーパータイプ」

出典:Amazon

紙のお香は、常温でも香りが楽しめるタイプです。クローゼットに入れたり、ジャケットのポケットに忍ばせたりすることで、さりげなく香りが楽しめます。

しかし、常に香りが出ているものなので、火を点けて楽しむお香に比べて香りが飛びやすいという特徴もあります。最近は、常温で楽しむだけでなく、火を点けても楽しめる紙のお香も登場していますよ。

火を使わない「サシェタイプ」

出典:楽天市場

最近では、マッチやライターなど火を使わないご家庭も少なくありません。また、小さい子供やペットがいる場合、火を使うのはちょっと不安という方もいるのでは?

そんな方におすすめなのが、「サシェ」という匂い袋です。火を使わないので安心安全かつ、灰が飛んで汚れる心配もありません。ドアに吊り下げられたり、洋服棚や車のなかに置いておくだけでいいので、毎日気軽にお香の匂いを楽しめます。ほのかに香るタイプなので、きつい香りが苦手な方にもおすすめ◎。

【2】お香の香りで選ぶ

お香はその名のとおり、香りをたのしむもの。購入前に自分の香りの好みを把握しておくことが重要ですが、難しいことではありません。

たとえば、柑橘(かんきつ)系の香りがほしいとか、伽羅(きゃら)や黒壇(こくたん)などの日本の香木(こうぼく)の香りが好きといった、ザックリした好みで大丈夫です。

また、苦手な香りを知っておけば、買ってから失敗だったと思うこともないでしょう。お香はアロマオイルなどに比べれば香りはそれほど強くないので、苦手な香りさえ避ければ大きな失敗はないはずです。

ここでは、香木系、柑橘系、フローラル系、ハーブ系と、大きく4つの系統に分けて、それぞれの特徴をご紹介します。

リラックス用に!
人気の白檀や伽羅など香木系の香り

出典:Amazon

白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)、沈香(じんこう)といった香木の、伝統があり和の落ち着きを感じる香り。好みもありますが、比較的若い方から年配の方まで女性も男性も、幅広く楽しめる香りでしょう。

貴重な香料を使っているため、価格がやや高めの傾向があります。

気分をリフレッシュするなら!
さわやかでフレッシュな柑橘系の香り

出典:Amazon

柑橘系は、ゆずやレモン、シトラスなどの香り。さっぱりとした香りなので、リフレッシュや気分転換したいときにぴったりです。

ブレンドされる香料によって香りの印象が変わる点も魅力です。

ムードを演出するなら!
エキゾチックなアジアン系の香り

出典:Amazon

夜のムード作りにおすすめなのがアジアン系の香り。間接照明などライトにもこだわれば、異国情緒あふれる空間を演出できますよ。オリエンタルな香りが好みならジャスミンやイランイラン、ムスクといった香りを選んでみてください。

ホワイトセージやミントなど
スッキリと清々しいハーブ系の香り

出典:Amazon

ハーブ系のお香には、ミントやヒノキなどの香料が使われています。ホワイトセージやレモングラスなど複数のハーブをブレンドした香りのものも多く、さわやかで清々しい香りはメンズにもおすすめ。

仕事や勉強に集中したいとき、気分を変えたいときにぴったりです。

【3】ブランドで選ぶ

お香も国内外からたくさんの種類が発売されているので、どれにしようか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時は、有名ブランドや人気のフレグランスを選んでみるのもよいでしょう。

なかでも世界的に有名なのが、インドの「HEM(ヘム)」とアメリカの「GONESH(ガーネッシュ)」です。HEM(ヘム)の「プレシャス・チャンダン」は白檀の香り、GONESH(ガーネッシュ)の「クラシックNO.8」はフルール系の甘い香りで、日本ではとても人気があります。

そのほかにもインド国内のシェアが高い石鹸の香りで有名なSHASHI(シャシ)、アメリカのMISTICKS(ミスティックス)などが有名です。

【4】プレゼントにはお香立てのセットを

出典:Amazon

お香はプレゼントにしても喜ばれるでしょう。日本の有名なブランドには日本香堂や松栄堂などがあるので、迷ったらブランドで選ぶのも手。

また、贈り物の場合は、贈る相手の好みに合わせて香りを選ぶことが最も重要です。男性・女性ともにどんな香りが好きか、ふだんどんな香水をつけているかなど、事前にリサーチしておきましょう。

香立てがセットになっている商品であれば、もらった人もすぐにお香を焚くことができますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)