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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
DIYで欠かせない工具のひとつ、ノギス。板などの厚みや丸い球体状のモノの直径など、寸法を正確に測定できる道具です。ここでは、定番のミツトヨ製のほか、厚み・穴径・深さ・段差が測れるタイプ、アナログやデジタルのノギスまで、選び方とおすすめの商品を厳選してご紹介します。
ノギスとは
ノギスとは、1mm以下のものも正確に測ることができる物差しです。定規のような形状でスライダーが付いており、「ジョウ」「クチバシ」と呼ばれる爪で対象物を挟み込み、玉や穴の直径を正確に測ります。
ノギスの選び方
それでは、ノギスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】種類
【2】サイズ
【3】精度
【4】そのほかの機能
【5】耐久性
【6】メーカー
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】種類をチェック
まずは、種類についてです。ポイントは用途に合わせて選ぶこと。次の2種類のうち、どのタイプが自分に合っているかを見極めてみてください。
アナログ式ノギス
アナログ式ノギスの特徴は構造がとてもシンプルで丈夫な点。最もスタンダードなタイプのノギスです。1mm感覚のメモリに加え、「バーニア」と呼ばれる副尺が付いており、これにより1mm以下の数値まで測ることができます。簡単なDIYでの穴の測定やネジやボルトといった材料の測定に適しています。
デジタル式ノギス
デジタル表示が見やすい、測定値がダイレクトに表示される電子タイプのノギスです。数値を固定する(ホールド)ことができるなどデジタルならではの機能が付いており、最も便利なタイプです。ボタン電池式と太陽伝式があります。
【2】サイズをチェック
測定する際に測定する物を片手に持ちって測ると、両手ふさがる状態になるかと思います。そんなとき、ノギスを握る部分があれば、測定できる長さも増えます。
一般的に販売されているノギスの最大読み取り値は10cmと15cmですが、ノギスを握る部分があれば測定できる長さも増えます。自分がどれくらいの長さのものを測ることが多いかを確認してから、自分に合ったサイズのノギスを選びましょう。
【3】精度をチェック
ノギスによっては、最小読み取り数値が異なります。趣味などのDIYで1mm以下まで正確に測定する場面はほとんどないかと思いますが、ときには1mm以下まで正確に測定しなければいけない場面もでてきます。その際に0.05mmからなのか、0.01mmからなのか、ノギスの最小読取値を確認してみてください。どれくらいの精度まで読み取らなければいけないのかで、選ぶノギスも変わってきます。
【4】そのほかの機能をチェック
ここでは、あると便利な機能についてご紹介します。購入する際はそうした機能にも注目して選んでみてください。
スライダーを固定するネジ
測定物からノギスを外した状態でメモリを見るために、スライダーを固定してくれます。デジタル式ノギスの「ホールド」と同じ機能になります。
また、狭い箇所のポイント測定をしたい場合は、アタッチメントを取り付けることで測定可能です。
サムローラー付き
サムローラーとは、スライダーを細かく微調整できるネジの部分です。片手の親指を使って簡単に調整できるので、大変便利な機能になります。
【5】耐久性をチェック
ノギスの材質は、リーズナブルなプラスチック素材から、錆(さ)びにくいステンレス素材、グラスファイバー素材のものまで様々です。材質を選ぶときは、精度や耐久性のほかにも、測定する際に測定物にどれくらい負荷がかかるのか、という点も含めてチェックしましょう。ただし、DIYで使用する程度であれば、負荷などはそれほど気にする必要はありません。
【6】メーカーをチェック
ノギスは精度や機能によって数百円程度の製品から4千円台のものまで価格差があります。予算を気にしないというのでしたら、機能性も考慮しつつ、かつ「ミツトヨ」「シンワ測定」といった信頼と実績のメーカーで選ぶのが確実です。あとは、自分が使う用途、そして通販サイトの口コミなどを参考にして選ぶとよいでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)