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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー/インテリアコーディネーター:斉藤 夏枝
福岡出身。興奮すると博多弁が出てくる。お片付けとスッキリ空間とお掃除をこよなく愛する。
転勤族育ちで転勤族の妻となり多数の引っ越し経験からどんな暮らし方にもFITするシンプル収納が得意。
子供が生まれてモノが爆発的に増えてしまい、片づけられなかった経験をしてから、「片付け」を体系的に学ぶ。片付けのやり方、仕組みを作れば家は片付くという信念を持つ。
司会業の経験から「伝わる」片付けセミナーの講師や東京都内を中心としたお客様宅での整理収納サービスをしている。
神社や寺を参拝した証として御朱印をいただくための、御朱印帳。最近では親しみやすい、かわいい柄の御朱印帳も増えています。この記事では、御朱印帳の選び方とユーザーイチオシの商品、通販で買える人気おすすめ商品をご紹介。さらに使い方・ルールや御朱印帳入れもチェックできます。
御朱印集めの基本知識を学ぼう!
御朱印帳とは?
御朱印帳は、神社や寺を参拝した証として「御朱印」をいただくための帳面です。社務所や寺務所に渡すと書いていただけます。御朱印が書かれた和紙がいただける場合もあります。
神社や寺にもさまざまな種類のものがありますが、店舗や通販で購入することもできます。バリエーション豊富なので、自分にぴったりの一冊を見つけましょう!
サイズやページ数に注目!
御朱印帳の選び方
御朱印帳の選び方をチェックしていきましょう。整理収納アドバイザーの斉藤夏枝さんへの取材をもとにピックアップしていますので、選ぶときの参考にしてみてください。ポイントは次のとおり!
【1】デザイン
【2】サイズ
【3】紙質
【4】ページ数
【5】神社用とお寺用と用途を分けるのが理想
【6】御朱印帳袋やカバーで、汚れや水滴から保護
【7】神社やお寺などで買うことも!
これらのポイントをおさえて、自分に合った御朱印帳を選びましょう!
【1】デザインで選ぶ
多くの御朱印帳は納経(のうきょう)帳の名残から蛇腹(じゃばら)折りでできていますが、最近ではブックタイプの御朱印帳もあります。蛇腹折りタイプは一覧で見やすく、ブックタイプは開きやすく探しやすいとそれぞれ長所が異なります。もう少し細かく見ていきましょう。
主流の「蛇腹タイプ」は見返しやすい
御朱印帳には、すべてのページを広げてみることのできる蛇腹タイプがあります。1枚1枚めくって見る必要がありませんので、改めて見返すときや飾っておくときにも便利。裏うつりしないよう厚めの用紙が使われていることが多く、裏表を余すことなく使いたい人にもぴったりです。
御朱印を記す面がフラットになるので、書き手の方に配慮したい人も選んでおきたいタイプです。
本のように使える「ブックタイプ」は持ち運びしやすい
持ち運びのときにばらけてしまったり、ページが広がったりすることがないのがブックタイプの御朱印帳です。本のような構造で、1ページ1ページめくって御朱印をながめたい人にぴったり。
このタイプで気をつけたいのが、御朱印をいただいた直後に閉じてしまわないことです。墨がほかのページについてしまいますので、乾くまでしっかり開いておくか、懐紙など、あいだに挟むものを用意しておく必要があります。
また、神社やお寺によっては、御朱印をいただけない場合もあるので注意しましょう。
順番を並び替えられる「ひも綴じタイプ」
ひも閉じタイプの御朱印帳は、ひもをほどいてページの入れ替えや追加ができるのが特徴。バインダー式とも呼ばれています。四国のお遍路参りのような霊場巡りの場合、札所に番号が振られています。ひもタイプなら、御朱印をいただいたあとでその番号どおりに並べ替えることが可能に。
霊場巡りや地域ごとに管理したい人にぴったりなタイプの御朱印帳です。
【2】サイズで選ぶ
御朱印帳には大判サイズと文庫本サイズがあります。サイズの特徴を解説していきます。
1冊にまとめたいなら「大判サイズ」がおすすめ
大判サイズはB6サイズ(182×128cm)、A5(210×148cm)。お寺の御朱印は神社のものより太い筆で書かれることが多く迫力のある書体が多いため、御朱印帳は大判サイズがおすすめです。
また、別紙でいただく書き置きの御朱印の場合も大判サイズならそのまま貼りつけることができます。
「文庫本サイズ」は持ち運びやすい
文庫本サイズは16cm×11cm。文庫本サイズはカバンの中でも持ち運びしやすいのが特徴です。しかし迫力のある御朱印をいただく場合は少しサイズが小さい場合もあります。
サイズで悩んだら神社は文庫本サイズ、お寺は大判サイズにするとよいでしょう。
【3】紙質をチェックする
表裏を使って御朱印をいただく場合には、裏うつりしない厚みのある紙質を選ぶ必要があります。値段が安いと墨が裏うつりしやすかったり、滲んだりすることがあります。
おすすめの紙は奉書紙や雁皮紙です。ジンチョウゲ科の木の皮でつくられた光沢のある雁皮紙や、楮で漉いた厚手の和紙である奉書紙などの和紙がぴったり。御朱印帳を選ぶ際は紙質の表記を確認してから購入するようにしましょう。
【4】ページ数が多めだと安心
御朱印帳のページ数はさまざまで、40数ページのものや100ページ近いものもあります。多くの御朱印帳の場合、表だけでなく裏面にも御朱印がいただけるようになっています。
裏面に染みてしまった場合のことも考えて、ページ数は多めの御朱印帳を準備しておくのがおすすめです。
いろんなタイプの御朱印帳をたくさん集めたい人はページ数が少ないタイプにすることで、新しい御朱印帳を増やしていくことができます。
【5】神社用とお寺用と用途を分けるのが理想
お寺と神社で御朱印帳を分けるという決まりはありません。しかし、中には御朱印帳のなかに神社とお寺が混じっていることをよく思わない人もいます。
人気の観光地などでは大丈夫ですが、御朱印帳に厳しい場所では断られるケースなどもあるようです。これから御朱印帳集めをする人は、神社用とお寺用の2冊を準備しておくと万全でしょう。
また、浄土真宗のように御朱印をしない宗派もあります。お寺によっては「法語印」「参拝記念」として与えることもありますが、御朱印帳を持ち出すと無礼とされることもあるので注意しましょう。
【6】御朱印帳袋やカバーで、汚れや水滴から保護
御朱印帳はバッグなどに入れて持ち歩きます。長い期間持ち歩いていると、天気や不注意で水に濡らしてしまったり汚してしまうことも起こりえます。そこで便利なのがカバーがついたタイプの御朱印帳。
あらかじめビニールカバーがついているものもあります。カバーが付属していなくても、自分でカバーのかわりになるものを用意すればいつまでも御朱印帳をきれいにたもつことができます。
【7】神社やお寺に足を運んで選ぶのもおすすめ
御朱印帳は通販で気軽に購入できるものもあれば現地でしか販売していないものもあります。お気に入りの場所で購入したいのか、レアな御朱印帳がほしいのか、ご当地のものがほしいかなど、こだわりに合わせて、購入場所を決めましょう!
お気に入りの寺社で
自宅近くの寺社や、思い出のある寺社などお気に入りの場所がある場合には、そこで御朱印帳を購入できると嬉しいですよね。購入後に1番最初の御朱印を書いてもらえるのが1番の魅力です。お気に入りのお寺から御朱印巡りをスタートできると、気分もグッと上がるはずです!
歴史好きなら戦国武将の聖地で
歴史が好きな人なら、好きな戦国武将の聖地に行けるだけで嬉しいですよね。織田信長なら京都府の本能寺、武田信玄なら山梨県の武田神社、真田幸村なら長野県の真田神社といったように、武将ゆかりの寺社を訪れるなら、ぜひそこで買える御朱印帳をチェックしたいもの。
武将の絵や名前、家紋などが描かれたデザインもあるので、気になる方はぜひゲットしてくださいね。
デザインにこだわるなら、通販が便利
欲しいデザインが自宅から離れていると中々、出向くことは難しいですよね。そんなときに、通販であれば、自分の好みにあった物を自宅でゆっくり探すことができます。御朱印帳にご自身の名前を入れることができるサービスもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
巡礼するなら、ご当地の納経帳を
京都十六社、東京十社や四国八十八ヶ所、西国三十三所といった巡礼をするなら、専用の納経帳を持っておくのがおすすめ。御詠歌や札所の番号など、その土地ならではの特別な御朱印帳を楽しめます。
ご当地の納経帳を持っておけば、旅の思い出としてとっておけますよ。
アニメやゲームの聖地で買う
アニメやゲームに出てくる神社やお寺を訪れる聖地巡礼をするなら、そこでしか買えない限定の御朱印帳を買うのがおすすめです。
人気アニメの「ラブライブ!」に出てくるのは東京の「神田明神」、「君の名は。」に出てくるのは岐阜県の「宮水神社」、「けいおん!」は京都の「今宮神社」が舞台となっています。実際に聖地に足を運んで、ご当地限定の御朱印帳をゲットしてみてはいかがでしょうか?
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
御朱印帳はネット通販だけなく、大きな文房具店や、神社でも取り扱いがあります。蛇腹タイプかブックタイプか、またページ数は多いのか少ないのか、サイズは大きいほうか小さいほうか、などさまざまです。よって、表紙の印象だけで選ぶのではなく、規格や素材も総合的に考えて選ぶようにしましょう。
たくさんの種類があるので、目的に合わせて御朱印帳を複数持ってみるのもよいですね。お気に入りの御朱印をもってお参りに出かけてみましょう。