米Amazonは5月16日 (現地時間)、タブレット Fireシリーズの第9世代となる新しい「Amazon Fire 7」と「Fire 7 キッズモデル」を発表した。
新しいFire 7は、より高速なプロセッサを搭載する。スペック表の「クアッドコア 1.3GHz」は前モデルと同じだが、メモリー帯域が広がっている。また、内蔵ストレージが16GB/32GBに倍増、512GBまでのmicroSDカードをサポートする。ユーザーインターフェイス面では、「Alexa」対応が加わった。電車の運行状況や天気、カレンダーのチェック、スマート家電の操作など、様々なことをデジタルアシスタントAlexaに話しかけて行える。
他の主なスペックは、ディスプレイが7インチ (1024×600、171ppi)、メモリは1GB。2メガピクセルのカメラをフロントとリアに搭載する。ワイヤレスはWi-Fi (802.11 a/b/g/n) 。モノラルスピーカー、マイク、3.5ミリ・ステレオジャックなどを備える。バッテリー動作時間は、読書やWeb、ビデオ、音楽といった通常使用で最大7時間。本体サイズは192 x 115 x 9.6ミリ、重さが286グラム。本体カラーはブラック。価格は、16GBモデルが5,980円、32GBモデルが7,980円で、6月6日の発売を予定している。
Fire 7 キッズモデルは、Fire 7をベースにしたキッズ向けのタブレット。スタンド機能を備えた保護カバー (ピンク、ブルー)付きであるのに加えて、子供がうっかり落としたりして破損または故障しても無償で交換する2年間の限定保証が付く。
また、絵本、学習まんが、児童書、子ども向けアプリ、ゲーム、ビデオなど、数多くの子ども向けコンテンツに自由にアクセスできる有料サービス「Amazon FreeTime Unlimited」を1年間無償で利用できる (期間終了後は有料期間に自動更新)。子供の年齢にあったコンテンツに絞り込める年齢フィルター、子供が使用しているコンテンツや利用時間を保護者がスマートフォンやタブレット、PCから確認できるペアレントダッシュボードなど管理機能も充実。アプリストアも利用できるので、子供の成長に合わせてMinecraftやNetflixといったアプリを保護者が追加できる。
保護カバーを含むサイズは220 x 161 x 26ミリ、重さが456グラム。キッズモデルは16GBモデルのみで、価格は11,980円。6月6日の発売を予定している。