マクロミルは5月14日、「夏のボーナスに関する定点調査(2019年版)」の結果を発表した。調査期間は2019年4月16~17日、調査対象は全国15歳~64歳の民間企業に勤める正社員、有効回答は1,000人。
2019年の夏のボーナスの受給予定を調べたところ、83.7%が「支給される予定」と回答し、「支給されない予定」は16.3%だった。2018年と比べると、「支給される予定」は4.9ポイント上昇し、2017年(83.4%)の水準に戻ったことがわかった。
「支給される予定」と答えた人に支給見込み金額を聞くと、平均46万6,326円となり、前年(45万3,521円)より1万2,508円上昇した。なお、過去3年間では2017年の平均48万8,910円が最高額となる。
夏のボーナスの使い道を質問すると(複数回答)、「預貯金」が圧倒的に多く70%。以下、「旅行」が29%、「外食」が25%、「ローン返済」が24%、「子供の教育費」が17%と続き、前年と同順位となった。
預貯金をする理由としては、「安心感を持つため」が47.0%でトップ。次いで「老後の生活費として」が45.0%、「病気・失業などもしもの時の備えとして」が31.9%となった。同調査では「何かの購入資金とするなどの短期的な目的というよりも、老後や何かあったときの"安心"のために、ボーナスを預貯金するという人が多いようだ」と分析している。
夏のボーナスで奮発したいことを尋ねると、1位「旅行に行く」(34.6%)、2位「レジャーにお金をかける」(19.2%)、3位「趣味にお金をかける」(18.2%)と続いた一方、「奮発してやりたいことや買いたいものはない」という人も34.4%いた。