ファンタジア文庫にて連載中の『アサシンズプライド』が2019年にTVアニメ化されることが決定し、ティザービジュアルが公開された。アニメーション制作はEMTスクエアードが担当する。
『アサシンズプライド』は、天城ケイによるライトノベル。イラストはニノモトニノが担当している。ファンタジア文庫(KADOAKWA)にて2016年1月より刊行中で、発行部数はシリーズ累計40万部を記録している人気作品。物語は、主人公クーファ・ヴァンピールが、公爵家に生まれながら無才の少女メリダ・アンジェルと共に、裏の任務や各々の運命と対峙していくファンタジー作品となっている。
マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ・アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師としてクーファ・ヴァンピールが派遣される。『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負い――。能力が全ての社会、報われぬ努力を続けるメリダに、クーファは残酷な決断を下そうとするのだが……。「オレに命を預けてみませんか」暗殺者でもなく教師でもない暗殺教師の矜持(プライド)にかけて、少女の価値を世界に示せ!
2019年のTVアニメ決定に伴い、原作の著者・天城ケイは、「はじめはどこか他人事のように受け止めていました。まもなくアニメ化に際するお打ち合わせや会議が進むにつれ、だんだんと喜びが現実味を帯びてきたといった感覚です」とコメント。イラストレーター・ニノモトニノからは「正直に言うと私がとても期待しております。媒体の違いで多くのイメージが生まれることを、一緒に楽しめたらと思います」といった感想が寄せられている。
ティザービジュアルに描かれている、暗がりの中に佇むメリダと刃を抜くクーファは、「少女の価値を世界に示せ」という原作からのキャッチコピーを表したイラストとなっている。放送時期やキャスト・スタッフなどの情報は今後の続報を待ちたい。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)2019 天城ケイ・ニノモトニノ/株式会社KADOKAWA/アサシンズプライド製作委員会