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【この記事のエキスパート】
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師:玉利 紗綾香
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。
その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。
現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。
健康意識の高い人やダイエット中の人から人気の雑穀米。本記事では、料理家の玉利 紗綾香さんに取材し、雑穀米の選び方とおすすめ商品、ユーザーの口コミを紹介します。ブレンド米やもち麦など美味しくて食べやすい雑穀を集めました!ぜひ、チェックしてみてくださいね。
雑穀米とは? 白米との違いは?
雑穀米とは、白米にヒエやアワなどの雑穀を混ぜたものをいい、白米がベースで食べやすいお米です。白米と一緒に雑穀を食べられるので、手軽に豊富な栄養素を摂取しやすいのがメリット。
白米は玄米を精製してつくられますが、その過程で、ビタミンやミネラルなどの栄養素が失われてしまいます。一方、雑穀米は食物繊維やビタミンやミネラルなど、栄養価の高い雑穀がそのまま入っているので白米の栄養素をしっかり補完できます。
カロリーやダイエット効果について
雑穀米は、白米の割合が少なく雑穀が多いため、炭水化物の摂取量を抑えることができます。また、雑穀は白米よりも噛み応えがあるため、咀嚼回数が増えます。食物繊維も豊富なため、腹持ちがいいのが特徴です。
しかし、カロリーは白米と雑穀米で大きな差はありません。腹持ちがいい雑穀を食べることで、間食をすることが少なくなり、結果的にダイエットへの効果が期待できるでしょう。
雑穀米の選び方
雑穀米は、使われている雑穀などにより、さまざまな種類が販売されています。そこで、自分に合う雑穀米を手に入れるための選び方をくわしく解説していきます。ポイントは下記4点!
【1】雑穀の種類から選ぶ
【2】産地に注目して選ぶ
【3】栄養バランスを考えるなら「ブレンド雑穀」が◎
【4】パッケージから選ぶ
それぞれ解説しているので、参考にしてみてください。
【1】雑穀の種類から選ぶ
雑穀はお米と比べて多くの栄養素を含んでいるので、お米に少量を混ぜて炊くだけで、ご飯ではとりきれない栄養素プラスαの栄養素を摂ることができます。それぞれの雑穀に含まれる栄養素に注目してみましょう。
食物繊維が豊富な「もち麦」
もち麦は食物繊維を豊富に含み、なかでも水溶性の食物繊維であるβ-グルカンは白米の20倍以上ともいわれています。一般的な麦よりもちもちしており、噛んだときにプチっとはじけるような食感が楽しめます。
味にクセがなく、いろいろな料理に加えやすいのも魅力的なポイント。白米と混ぜるのはもちろん、スープやサラダなどに入れてもおいしく味わえます。
必須アミノ酸をバランスよく含む「キヌア」
「母なる穀物」として、古代から大切に食べられてきたキヌア。穀物では不足しがちな必須アミノ酸をバランスよく含んでいるのが特徴です。キヌアは、糖質の吸収と血糖値の上昇がゆるやかな低GI値食材でもあります。
キヌアの粒は胚芽でぐるりと囲まれており、コシのある食感です。風味にコクがあり、味に深みが感じられます。
GABAを豊富に含む「発芽玄米」
玄米をわずかに発芽させたものが発芽玄米です。GABA(ガンマアミノ酪酸)が豊富で、鉄分やマグネシウム、食物繊維なども含んでいます。
発芽玄米は、弾力とボリュームのある食感で、噛むほどに味わいが増すのが特徴。深みのある風味と独特のうまみが感じられます。普通の玄米よりも食べやすい食感で、栄養価が高いのもポイントです。
ポリフェノールたっぷりの「黒米・黒豆」
黒米や黒豆の黒い色素のなかには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれています。白米と混ぜて炊くと、ごはんがほんのり紫色に色づくので、食卓やお弁当に彩りがほしいときにもぴったりです。
黒米はほのかに甘みがあり、もっちりとした食感をしています。一方、黒豆はほっくりとした食感で、煮たり茹でたりしてもおいしいです。
プチプチ食感が楽しい「アマランサス」
アマランサスは中南米を原産国とする作物です。良質なたんぱく質に加えて、カルシウム、マグネシウム、鉄分といったミネラルを豊富に含んでいます。
アマランサスの種子はけしの実ほど小さく、噛むとプチプチした食感が楽しめます。白米と混ぜて炊く以外にも、サラダやスープのトッピング、ドレッシングの材料など、食感を生かしたアレンジが豊富です。
初心者はクセのない「あわ」がおすすめ
【エキスパートのコメント】
初心者の方におすすめなのが、鉄分、カルシウムも豊富な「あわ」です。クセがないため、初心者でも食べやすいのが特徴です。
雑穀ならではのざらざら、もしくは、つぶつぶした食感が気になる方は、食べやすいふっくら食感の「もち麦」をおすすめします。
主要栄養成分と同様、それぞれの味や独特な異なった食感が面白いのが、雑穀の楽しさでもあります。
【2】産地に注目して選ぶ
雑穀の産地や製造工程、農薬使用の有無などもチェックしておきたいポイントです。海外産や国内産、有機JAS認定品など、さまざまな商品が販売されています。
しっかりこだわって選びたい方は、パッケージだけでなく、商品のホームページも確認するといいでしょう。具体的な産地や品質に対するこだわり、製造工程などが掲載されていれば、ひとつの判断基準になるはずです。
【3】栄養バランスを考えるなら「ブレンド雑穀」が◎
複数の雑穀を混ぜたブレンド雑穀にも注目してみましょう。ブレンド雑穀はバリエーションが豊富で、数種類の雑穀をブレンドしたものから、10種類以上の雑穀をブレンドしたものまで、いろいろな商品が販売されています。不足しがちな栄養素を補えるように、栄養バランスを考慮してブレンドされたものも多くなっています。
さまざまな雑穀の食感を同時に楽しめるのもブレンド雑穀の魅力といえるでしょう。
【4】パッケージから選ぶ
雑穀米は、パッケージによって、作り方や使い勝手が変わります。そこで、自分の生活スタイルに合わせて、使いやすいパッケージの雑穀米を手に入れましょう。
使い切りの小分けタイプ
手軽に雑穀を取り入れたいなら、1パックずつ個包装されたタイプが便利です。雑穀を量る手間がかからないので、忙しい方にもぴったり。炊き方はいつものお米にサッと入れるだけ。かんたんに雑穀ごはんができあがります。湿気にくく、保管しやすいのもよい点です。
ただし、個包装タイプはコストがかかるぶん、少々割高になることも。値段とのバランスを考えて選んでみてくださいね。
手間のかからないレトルトパック
手軽に雑穀米を楽しみたいなら、「レトルトパック」の雑穀米を手に入れましょう。レトルトパックなら、電子レンジで温めるだけですぐに食べられるので、食べたいときにすぐに食べられます。
また、家族と好みが違っている場合も、自分用にサッと雑穀米を用意できるというメリットも。初めて雑穀米を食べてみたいという人にもぴったりなタイプです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)