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【この記事のエキスパート】
住生活ジャーナリスト:藤原 千秋

住生活ジャーナリスト:藤原 千秋

木質プレハブ系大手住宅メーカー営業職出身。

主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆して約20年。企画、広告等多様な業務に携わる。

TBS系『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。

プライベートでは三女の母。


床を汚れや傷から守るフローリングワックス(床ワックス)。本記事では、専門家からのアドバイスをもとにフローリングワックスの選び方とユーザーイチオシの商品、編集部のおすすめ商品をご紹介しています。 しっかりワックスがけできる液体タイプ、手軽に使えるスプレーやシートタイプをセレクトしています。

フローリングワックスの必要性

出典:Amazon

フローリングワックスは、床のメンテナンスや保護のために便利なアイテム。ワックスがけをすることで、ツヤがでて部屋全体の見栄えがよくなるほか、床の汚れやキズを防止してくれる役割もあるんです!

定期的にお手入れをすることで、新築のフローリングも長い間きれいな状態を保つことができます。

フローリングワックスのメリット・デメリット

【 メリット 】
・あらゆるダメージからの保護や木材を長持ちさせる
・床にツヤが出て見栄えが良くなる
・傷がつきにくい上、汚れも付着しにくくなる
・汚れが付着しにくく、ダニなどの害虫も防ぎやすくなる

【 デメリット 】
・耐久性が低くまた水分に弱いため、生活の中で徐々に剥がれてきてしまう可能性がある
・定期的にワックスを塗りなおすメンテナンスが必要

フローリングワックスの種類

市販されている一般家庭用ワックスは、大きく分けて「液体タイプ」「スプレータイプ」「シートタイプ」の3つに分けられます。

それぞれワックスがけにかかる時間や手間が異なるので、比較して使い勝手に合うものを選びましょう。

▼液体タイプ:しっかりワックスがけしたい方向け

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効果を長持ちさせることができるのは、液体タイプのフローリングワックスです。スプレーなどのほかのタイプと比べるとワックスがけに手間がかかりますが、半年から2年ほど効果を持続させることができるので、お手入れの頻度が少なくていいのがポイントです。

また、コーティングの高さを求める方にもこのタイプがおすすめでしょう。

▼スプレータイプ:気になる箇所にピンポイントで使いたい方向け

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スプレータイプのワックスは簡単にワックスがけができるのが最大のメリットです。ノーワックスでも効果を得られるものもあり、ムラが気になってワックスをあまりかけたくないという方でも使いやすいでしょう。
また、ワックスが剥げてしまった場所にピンポイントで使うことができるので、部分補修という形でも使いやすいタイプです。

▼シートタイプ:お掃除感覚で簡単に使いたい方向け

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シートタイプのワックスは、簡単にワックスがけできるのがメリットです。さっと取り出すだけで、手間なく使えるので、毎日の掃除の中にも取り入れやすく、忙しくてまとまった時間が取れない方でも便利でしょう。100均でも販売されていることがあるので、気軽にワックスをかけたいときにもおすすめですよ。

フローリングワックスの選び方

それでは、フローリングワックスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】床材の種類
【2】耐久性
【3】ツヤあり・ツヤなしか
【4】環境に配慮されているか

上記の4つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】床材の種類をチェック

自宅のフローリングの床材の種類によって、フローリングワックスを使い分ける必要があります。

▼「無垢材用ワックス」は塗装されていないフローリングに

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無垢材タイプのワックスは、塗装されていないフローリングに使うことができます。床の傷や汚れを防止したり、乾燥を防いでくれるのでささくれを防止する効果もあります。

無垢材タイプの中でも、油性タイプや蜜蝋を使ったタイプがあるので、使い勝手のいいものをチョイスしましょう。

▼「白木ワックス」は自然な風合いを保てる

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白木材は色が付着しやすく、専用のタイプを使いましょう。白木専用のものであれば、色合いや雰囲気を損なうことなく、きれいにワックスをかけることができますよ。汚れや日焼けを防止するためにも、定期的にケアしていきましょう。

▼「万能タイプ」は幅広い床材に対応

万能タイプは、フローリングはもちろんビニール製の床などにも使えるワックスです。リビングなど家中のどこでも使うことができるので、1本用意しておくと非常に便利。

ただ、商品によっては使えない素材もあるので、使用可能な素材を確認してから購入するようにしてください。

【2】耐久性をチェック

フローリングの耐久性も選ぶ際の重要なポイントです。ワックスがけをしたあと、できるだけ長持ちしてくれると、メンテナンスの手間もかからないですよね。

できるだけ効果が長く続くフローリングワックスを選ぶためのポイントもおさえておきましょう。

長持ちさせたいなら「持続期間」が1年以上がおすすめ◎

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フローリングワックスの持続期間は商品によってさまざまですが、できるだけ長く持続するものを選びたいという方は、1年以上持続するものを選ぶのがおすすめです。なかには2年ほど効果が持続するものもあるので、ワックスがけをする頻度で選ぶのもよいでしょう。

ペットがいる家庭は汚れや傷防止対策ができるタイプを

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犬や猫などペットを飼っているお家では、おしっこやひっかき傷などで床が汚れたり傷ついたりしてしまうこともありますよね。フローリングワックスにはペット対策用の商品も販売されており、ペット特有の汚れや傷に強い工夫がされていますよ。

【3】ツヤあり・ツヤなしかをチェック

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フローリングワックスは、商品によってツヤの出方が異なります。家の雰囲気やイメージにマッチするように、ツヤの有無を選ぶようにしましょう。

▼ツヤ出しタイプ:高級感のある仕上がりに

ツヤ出しタイプは、その名の通りフローリングに光沢感を出してくれるワックス。ピカピカのフローリングにしたい方や、高級感のある雰囲気にしたいという方におすすめです。とくに、賃貸のお部屋や中古物件の内見の前に使うと効果的でしょう。

▼ツヤなしタイプ:木材の自然な風合いを生かせる

見た目によって達成感を得られるツヤ出しタイプに比べて、そこまで見た目に変化がないように思えるツヤなしタイプは、ワックスによる汚れが見えにくいのが特徴です。ツヤが出ていると、汚れやほこりなどが目に見えてしまうことも。

床の汚れが目に見えるときになってしまうという方や、木の自然な風合いを生かしたいという方は、ツヤが出ないタイプを選んでみましょう。

【4】環境に配慮されているかチェック

赤ちゃんがいる家庭では、ワックスのにおいや成分が気になりますよね。舐めてしまったり、顔を近づけて香りを吸い込んでしまったり。そこで天然成分で作られたワックスを使用するのがおすすめです。環境にも優しく体にも害が少ないため、安心して使えることでしょう。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

ワックスがけを数年に1度のイベントにしない!

生活している限り、日々その上を歩きまわることになる「フローリング」は、常に傷みと隣り合わせにある存在です。その傷みを少しでも減らそうという意図で「ワックス」をかけるわけですが、それ自体が劣化するとフローリングの汚れを目立たせてしまうというデメリットをあわせ持っています。

フローリング床の日々のケアに、ワックス効果を付帯させることの意味は「きれいにするために使ったはずのものでより汚くする」という皮肉な事態を回避することにあります。ワックスがけを数年に一度のイベントではなく、日常にすることで気持ちよく生活できるのです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)