きょう14日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、東京・桜新町の食堂の二代目に密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、桜新町で42年続く小さな食堂「きさらぎ亭」の二代目・横山茜さん(43)だ。
自家製の甘辛い味噌がしみ込んだ鯖味噌煮定食や、ボリューム満点のチキンカツ定食など、全18種の定食メニューが並び、創業当初から変わらぬ味を求めて連日多くの客が訪れる「きさらぎ亭」。
横山さんは高校卒業後、大阪芸術大学に進学し、卒業後は絵画モデルとして働きながら大阪で暮らしていた。転機となったのは、2011年に発生した東日本大震災。「両親も年を取ってきているので心配になってきた。半分継ぐ気で『手伝わせてくれ』と言いに行った」という。
東京に戻って来たのは4年前で、現在は大学時代に出会った劇作家の夫と、9歳の息子とともに、「きさらぎ亭」の近くで暮らしている。
そんな横山さんが「きさらぎ亭」に戻ってすぐ、店はある危機に瀕した。店が入居するビルの老朽化により立ち退きが決まり、閉店することが余儀なくされたが、彼女はある方法を使って店を存続させることができた。「この店は本当に愛されているんだ」と再認識したという彼女は、去年、父から店を譲り受け、二代目として営業を続けている。
VTRの中で取り上げられた数々の定食を見たスタジオメンバーたちは、口をそろえて「おいしそう!」とテンション上昇。中でも、定食好きだという若林正恭は、初めて入るお店の美味しさのバロメーターは「生姜焼き定食」と語り、一同納得の様子を見せる。