HRS Japanはこのほど、「海外出張のホテル管理に対する意識調査」の結果を発表した。調査は4月15日~22日、年に1回以上の海外出張があり、従業員数1,000人以上の企業に勤める男女320名および出張管理者の男女456名を対象に、インターネットで行われた。
はじめに、海外では主流になっている出張管理、またはビジネス・トラベル・マネジメント(BTM)の認知度を調べたところ、58.7%が「よく知っている」または「知っている」と回答した。
続いて、ホテルの出張手配の手段を聞いたところ、「出張者が自身で自由に手配」している人が最も多く41.7%。「会社指定の旅行代理店を利用」(13.4%)したり、「会社指定の予約サイトを使用して手配」(6.8%)している人は、認知度に比べ低い結果に。日本では「出張管理・BTM」を認知はしているものの、まだまだアウトソーシングを利用するまでには至ってない現状が明らかとなった。
また、自身でホテルを手配する場合にかかる時間を聞くと、半数近くの人が、検索もしくは依頼から予約まで「30~60分未満」(31.8%)あるいは「60分以上」(14.9%)かかっていることが判明した。