日立グローバルライフソリューションズは5月13日、専用アプリと連携して毎日の調理をサポートする過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」(MRO-W10X)を発表した。色はメタリックグレーで、6月22日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は12万円前後(税別)だ。
ヘルシーシェフは、オーブン機能やスチーム機能を備え、「焼く」「蒸す」「いためる」「煮る」「揚げる」などさまざまな調理が行えるオーブンレンジ。
MRO-W10Xは、食材の重さをはかる3つのセンサー「トリプル重量センサー」と、食材の表面温度をはかる8眼センサー「センター赤外線センサー」を合わせた「Wスキャン調理」によって、火加減を自動で調節する。レシピサービス「クックパッド」で人気の「殿堂入りレシピ」から厳選した30レシピをオートメニューとして内蔵した。
無線LANにも対応し、スマートフォンアプリ「ヘルシーシェフアプリ」と連携する。ヘルシーシェフアプリでは、さまざまな献立レシピを検索できるほか、検索したレシピを本体に送信可能。本体に搭載されていない新レシピも、今秋(2019年秋)からアプリで配信していく予定だ。このほかアプリには、調理が終わるとプッシュ通知で知らせる「お知らせ機能」や、調理のコツや使い方を動画で確認できる「サポート機能」を備える。
本体サイズはW497mm×D442mm×H375mm、重さは約18kg。設置時に必要な放熱スペースは、上方10cm(左右・背面は壁ぴったりでよし)。「あたため」「解凍」などよく使う機能には、独立したボタンを割り当てている。総庫内容量は30Lで、レンジ出力は1000W、800W、600W、500W、200W相当、100W相当。オーブン温度は100度~250度、300度。
このほか、無線LANに対応しないモデル(MRO-W1X)も7月6日に発売予定。価格はオープンで、推定市場価格は95,000円前後(税別)だ。フロストホワイト、フロストブラックの2色を用意する。