LINEやFacebookメッセンジャーなどSNSでのコミュニケーションが増えたとはいえ、キャリアのメッセージ機能(SMS/MMS)を軽く見てはいけません。特にSMSの場合、携帯電話番号さえわかれば送信できますから、先ほど会ったばかりのさほど親しくない間柄であっても、連絡が届く可能性があるからです。

それに、SMS/MMS/iMessageは通知を"特別扱い"できます。Appleが開発したiOS標準装備のアプリということもあり、サードパーティー製アプリには許されていない「通知の繰り返し」ができるのです。通常、アプリの通知は一度きりしか行われませんから、iPhoneを離れた場所に置いていた、カバンの中にしばらく入れていた、といったときは到着から数時間後に通知を知ることもありますが、繰り返し通知することにより、通知の見逃しを減らす効果を期待できます。

この機能を有効化するには、「メッセージ」アプリの通知設定画面を利用します。『設定』→「通知」→「メッセージ」の順に画面を開き、オプション欄の「通知を繰り返す」をタップすると、1/2/3/5/10回の中から繰り返し回数を選択できます(初期値は「しない」)。通知は2分おきに繰り返されるので、5回を選択すると2分おきに5回、初回を含めると12分にわたり通知が届くことになります。

この「通知の繰り返し」は、LEDフラッシュにも有効です。通知音とバイブレーションにくわえ、明るいLEDライトの点滅も繰り返されることになるため、メッセージの見逃し防止がより強化されます。「メッセージ」以外のアプリでは、こうはいきませんよ?

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 『設定』→「通知」→「メッセージ」の順に画面を開きます

  • iPad iPhone Hacks

    2 「通知を繰り返す」をタップします

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    3 通知を繰り返す回数を選択します