東京都交通局は9日、都営浅草線ホームドアの新設工事と都営三田線ホームドアの更新工事を6月から開始すると発表した。
都営浅草線では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催までに新橋駅・大門駅・三田駅・泉岳寺駅の4駅でホームドアを先行整備する計画としている。6月8日の終車後、新橋駅2番線ホームから順次工事を開始する。新橋駅では10月頃からホームドアの運用を開始する予定となっている。
都営三田線は設備の信頼性向上と将来の8両編成化に対応するため、今後、全駅でホームドアの更新を行う。6月17日の終車後、高島平駅から工事を開始。現在のホームドアを撤去して一時的に固定柵を設置し、次に固定柵を撤去して新しいホームドアを設置する方式で、新たなホームドアに順次更新する。工事期間は1駅あたり約2~3カ月を計画し、高島平駅では9月頃からホームドアの運用を開始する予定となっている。