俳優の松坂桃李が、11日に放送されたTBS系トーク番組『サワコの朝』(毎週土曜7:30~8:00)にゲスト出演し、俳優・菅田将暉との関係性について語った。
松坂は『侍戦隊シンケンジャー』(09)、菅田は『仮面ライダーW』(09)に抜てきされたことで、俳優として道が拓けた2人。同事務所に所属しているため意識することもあるようで、菅田が第41回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞した当時を、「すごいなと思うのと、もちろん悔しい思いもありました」と回顧した。
松坂は、「スタートが同じぐらいだったんですよ。僕が『シンケンジャー』をやっている時に、菅田も『仮面ライダーW』で、ほぼデビューが同じ。特撮から上がってからの仕事、同じ事務所でキャリアも同じぐらいで」と振り返り、「ライバルというか、僕は菅田の背中を見ていた部分もありました」と胸の内を明かす場面も。「とにかく多彩。お芝居の引き出しもそうですし、今となっては歌もやっている。そのチャレンジ精神、探究心がすごくあるので、自分にないものが多い。同じ事務所で近しい存在だからこそ、そういうものはすごく感じますね」とその才能を褒めた。
互いの交流は、事務所の忘年会などの場で「来年はどういう感じ?」と仕事状況を確認し合う程度。連絡先は交換しているが、1度も連絡したことがないという。食事に誘うことも「絶対にない」と断言するが、「菅田とは不思議な関係性なんですよね」「お互いのプライベートには入らないという何か変なものがあり……。兄弟みたいな関係性もちょっとあったり」と特別な絆で結ばれていることも明かしていた。