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【この記事のエキスパート】
グラノーラ研究家：梶原 はるき
平成27年4月～祖父の診療所跡地にFUTABA BAKERYをオープン。
パンの試食により１か月に６kg太ったのを、グラノーラによってバランスの良い食事に改善、体重減少した経験と代々町医者の娘ということもあり「食で健康を届けたい」とグラノーラ製造と研究をスタート。
日本初のグラノーラ研究家として、毎日飽きずに美味しく続けられ、朝ごはんだけではなく無限の可能性を秘めたグラノーラの研究・開発・メニュー提案を行っている。
栄養豊富なアーモンドは健康や美容によいといわれており、ダイエットをしている人のおやつとしても人気があります。コンビニやカルディなどでもよく見かけますよね。今回はアーモンドを買おうか悩んでいる人にもわかりやすい選び方とおすすめ商品を紹介します。
美肌効果やダイエットに最適なアーモンド！
アーモンドはビタミンEが豊富に含まれており、食物繊維やカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛といったミネラルバランスにもすぐれています。ビタミンEの抗酸化作用によって、エイジング効果を期待することができ、キレイな肌へと導いてくれるでしょう。
また、アーモンドは食物繊維が豊富なのもうれしいポイント。食物繊維により腸のはたらきを活発になることで、便秘の解消につながり、お腹をスッキリさせることも期待できます。
アーモンドの選び方
グラノーラ研究家の梶原はるきさんに、アーモンドを選ぶときのポイントを教えてもらいました。選び方のポイントは下記。
【1】製法
【2】産地
【3】品種
【4】オーガニックなど品質
【5】アーモンド本来の味を楽しむなら「無塩」「ノンオイル」
【6】好みの味付け
【7】包装
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
製法から選ぶ
製法は大きく分けると2種類、ローストした素焼きタイプと生タイプがあります。栄養素に大きな差はありませんが、食感などに違いがあります。
香ばしい味わいの「素焼きタイプ」
遠赤外線など熱により大量に焙煎する素焼きアーモンド。中までしっかりローストされているためカリッとかための食感で、一般的にイメージするいわゆる「アーモンド」の香ばしさを楽しめます。塩味のものや蜂蜜味などいろいろな味が販売されています。
ポリフェノールが多い「生タイプ」
生タイプはなかなか食べる機会はないかもしれませんが、少しやわらかめで噛みしめるほどに味わいがあり、アーモンドの甘さを感じられます。素焼きと比べて生の方が酸化しにくく、ポリフェノールが多いという特徴がある半面、お腹の調子が悪くなる方もいるかもしれません。
より香ばしさを感じられる楽しみ方として、生アーモンドをオーブンや電子レンジで加熱して食べる方法もあります。
産地から選ぶ
アーモンドの種類は100種類以上あるといわれており、アメリカをはじめさまざま地域で生産されています。日本産のアーモンドはまだまだ少ない状況です。産地ごとの特徴を見ていきましょう。
素朴な味わいの「アメリカ産」
アメリカのなかでも、アーモンドの生産量がとくに多いのが「カリフォルニア」。カリフォルニアでは広大な農場で大量にアーモンドが生産されており、その輸出量は世界でも約7割のシェア率を誇るほどです。
また、生産量が多いことから、リーズナブルで購入できるのも特徴。クセのないオーソドックスな味わいなので、幅広い用途で楽しめます。
香ばしさを感じる「スペイン産」
アメリカに次ぐアーモンドの名産地が「スペイン」です。スペインのアーモンドは油分が多いのが特徴で、加工してもアーモンドのコクや風味をきちんと楽しめます。
とくに、ローストしたときにあらわれる特有の香ばしさが、スペイン産アーモンドの魅力。アーモンドの味わいをしっかり堪能したい人にはぴったりの品種です。
品種にも注目！
アーモンドの種類は100種類以上あるといわれており、アメリカをはじめさまざま地域で生産されています。品種によって味わいも違います。
安定した美味しさの「ノンパレル種」
アーモンドと聞いて多くの人が思い浮かべるのが「ノンパレル種」。代表的なアーモンドの生産地であるカリフォルニアで栽培されている品種で、日本でも多くのお菓子に使用されています。
そのため、アーモンドの品種のなかでもなじみ深く、安定したおいしさが特徴的。アーモンドといえばこの味、というオーソドックスな味わいを楽しめます。
強い香りと風味を感じる「カーメル種」
日本では少し珍しい品種である「カーメル種」。ノンパレル種よりもハッキリとした香りや風味を感じられるのが特徴で、強めのアーモンド感を味わいたい人にぴったりの品種です。
また、アーモンド味がしっかり楽しめるので、素焼きでも満足度が高いのが魅力。加工しなくてもおいしいので、カロリーが気になる人ほど食べやすいでしょう。
オーガニックなど品質にこだわって選ぶ
【エキスパートのコメント】
パッケージに「オーガニック」と記載されていたり、原材料名の欄に「有機」と記載があるので商品を選ぶときに確認してみましょう。オーガニックであれば、子どもや家族の健康おやつとしても抵抗なく取り入れられます。
アーモンド本来の味を楽しむなら「無塩」「ノンオイル」を選ぶ
アーモンドそのものの味わいを楽しみたいなら、味付けのない無塩、ノンオイルタイプの商品を選びましょう。無塩タイプはダイエット中の方のおやつとしてもおすすめ。味付けがされていないと、お菓子作りや料理にと、応用もしやすいです。
好みの味付けを選ぶ
アーモンドは、塩分やスパイスを加えたしょっぱい系、はちみつなどで甘みを加えたおやつ系など、フレーバーも豊富にあります。素焼きアーモンドに飽きてしまった人は色々なアーモンドの味を楽しむのもおすすめです。
包装にも注目！小分けタイプなら持ち運びやすい
商品のサイズも携帯しやすいものから大容量のものまでさまざまあります。職場などに持ち運んでおやつとして食べたいなら、小分けタイプになったものが使い勝手がいいでしょう。
選び方のポイントはここまで！ では実際にエキスパートが選んだ商品は……（続きはこちら）
