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【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子

料理研究家&食専門ライター:松本葉子

紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。


魚介から作られる独特な美味しさが魅力的な魚醤。この記事では、料理研究家の松本葉子さんに魚醤の選び方やおすすめの商品を教えてもらいました。記事後半には、通販サイトの人気売れ筋ランキングも掲載。プロの意見を参考にしながら、味わい深い魚醤の世界を楽しみましょう。

料理研究家に聞いた!
魚醤の選び方

料理研究家の松本葉子さんに、魚醤を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。自分に合った味を選ぶためにも、選び方をしっかりチェックしてくださいね。

生産地(生産国)から選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

魚醤は世界中で作られていて、海外のものではタイの「ナンプラー(ナムプラー)」、ベトナムの「ニョクマム(ヌクマム)」、古代ローマの「ガルム」などが有名です。

さらに、日本でも古くから三大魚醤といわれる「しょっつる」、「いしる(いしり)」、「イカナゴ醤油」をはじめとしてさまざまな魚醤が作られてきました。

つまり、魚醤はそれぞれの土地で獲れる魚を使って作られる「郷土調味料」ともいうべきもので、その土地の料理を作るのに欠かせない調味料でもあるわけです。そのため、魚醤を選ぶときは生産地(生産国)で選ぶのがポイントです。

原料の魚介から選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

魚醤の原料となる魚介には多くの種類があります。

はたはたを使う「しょっつる」のように、単一の魚を使う場合もありますし、魚の種類にこだわらず小魚を混ぜて作る魚醤もあります。

いずれも発酵・熟成によって醤油風味になりますが、イカと鮎(あゆ)ではまったく味が違うように、原料の魚によって魚醤の風味が異なります。

そのため、魚醤を選ぶときには、どんな魚介で作ったのかまでチェックしてみましょう。いろいろな原料の魚醤を試したり、それぞれの味わいに合う料理に使いわけたりするのも魚醤の魅力です。

魚介と塩以外の原料をチェックする

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

魚醤は基本、魚介と塩だけでつくる発酵調味料ですが、ナンプラーには砂糖が加えられていることも多いです。

また、日本の魚醤では大豆や小麦、麹など、醤油と同じ材料を使って作られているものがたくさんあるので、小麦アレルギーの方は注意が必要です。

ほかにも、醤油や別の魚醤とミックスしたものや、果汁を加えてつくられた商品もあり、それぞれ個性的な魚醤となっています。

そこで、魚醤を購入するときには、原材料をできる限りチェックしてみてください。原材料の1番目に何がきているか、魚介と塩以外に何が入っているかが分かれば味の傾向も想像できますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)