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【この記事のエキスパート】
フードアナリスト/食育スペシャリスト:とけいじ千絵
「審食美眼(=食に対する審美眼)を磨き、彩りある食生活を」をモットーに、『審食美眼塾』を主宰する食のスペシャリスト。
専門は、味覚&食育。企業の商品開発、飲食店コンサル業務の傍ら、「味覚」に特化した新しい食育に取り組む。
特に、離乳期・幼児期から味覚を育てることを目的とした「子どもの味覚の育て方」講座は、毎回募集開始すぐに満席という予約のとれない講座として人気を博し、情熱と理論を携えた独自の視点での講座は、多くの父母から支持されている。
現在は、セミナー講師、保育施設給食監修をはじめ、各種メディアで活躍中。企業向けのセミナー・研修、大規模講演も大変好評である。
離乳食が始まるころになったら、赤ちゃんのための飲み物も用意してあげたいもの。ベビー飲料にはノンカフェインのお茶や野菜ジュース、スムージーなど種類はさまざま。赤ちゃんの月齢や用途に合わせて選ぶのがポイントです。食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに、ベビー飲料の選び方とおすすめの商品をうかがいました。
麦茶やジュース、イオン飲料など
ベビー飲料とは? いつからOK?
ベビー飲料とは赤ちゃんや幼児の水分補給や栄養補給などを目的にした飲み物で、主に以下の3つの種類があります。
◆イオン飲料:水分やミネラル補給のための飲み物
◆果実・野菜飲料:果汁や野菜汁を50%以上配合された飲み物
◆その他:お茶、麦茶、乳飲料など
赤ちゃんの体に負担がかからないように、浸透圧やカフェイン、食品添加物、衛生管理などに配慮されている飲み物です。苦味が抑えられていたり、甘すぎないように調整されていたりします。
参照:日本ベビーフード協議会 ベビー飲料自主規格
ベビー用のジュースや麦茶はいつから与える?
ベビー飲料はパッケージに「ベビー用」「赤ちゃん用」という記載とともに「1カ月から」「5カ月から」などの対象月齢が書かれています。商品表示を確認してみましょう。麦茶は「1カ月から」、イオン飲料は「3カ月から」、果汁・野菜ジュースは「5~6カ月頃から」の商品が多いです。
ただし、離乳食が始まる生後5~6カ月ごろまでは母乳やミルクだけで水分補給や栄養補給は十分です。
ベビー飲料の選び方
食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに、赤ちゃんが飲むベビー飲料を選ぶときのポイントを3つ教えていただきました。
飲むシチュエーションに合わせる
赤ちゃんの食事(離乳食)のときは、一緒に与えるのは味の邪魔にならない水やノンカフェインのお茶がおすすめ。
食事の野菜不足を補うためには、野菜ジュースを飲ませるのがよいでしょう。高熱のときの水分補給などには、イオンウォーターのようなものがおすすめです。
ある程度大きくなってきたら、おやつの際に飲料を自分で選ばせる方法もあります。子どもが好きなジュースやスムージー、ゼリータイプのものなど幅広い味や食感のものをあげてみてください。
用途に合わせてパッケージを選ぶ
ベビー飲料には紙パック、粉末タイプ、ペットボトルなどさまざまなパッケージがあります。どれにしようか迷ったら用途を考えて選んでみてください。
大きめのストローのような飲み口がついたスパウトやマグに入れ替えるなら、量がしっかり入ったペットボトルタイプが便利です。
お出かけに持っていくなら、水で希釈できる粉末タイプのものもおすすめ。子どもに自分で飲む楽しさを味わってもらいたいときや、子どものお友達などとも分けたい場合には、個装紙パックやパウチタイプもあります。
同じメーカーでいろいろなタイプのものがでていることもあるので、一度試してみるとよいでしょう。
素材本来の味が楽しめるものを選ぶ
水、ノンカフェインのお茶、野菜、果物など、どの種類にも共通している押さえておきたいポイントは、素材本来の味が楽しめるかどうかです。
果糖ブドウ糖液糖などの甘味料や砂糖がはいっているものはなるべくさけ、できれば香料や着色料もはいっていないものがおすすめです。赤ちゃんの味覚形成を邪魔せず、素材本来の味を楽しむことができます。
食育スペシャリストのとけいじ千絵さんからアドバイス
対象月齢を確認して選ぼう!
【エキスパートのコメント】
月齢にあわせていろいろな味を体験させてあげて!
ベビー飲料をいつから赤ちゃんにあげていいのかわからない、という方も多いと思います。商品によっては、対象月齢や年齢の記載があるものがあるので、そちらを参考に選んでみてくださいね。
今はさまざまな味やタイプのベビー飲料がありますので、シチュエーションに合わせて味やパッケージを楽しみながら、子どものひとり飲みを応援できるといいですね。