バンダイスピリッツが展開するプラモデルで、映画『トイ・ストーリー4』のウッディとバズ・ライトイヤーが立体化されることが明らかになった。「第58回 静岡ホビーショー」(一般公開は5月11・12日)で公開された。
今年の「静岡ホビーショー」バンダイスピリッツブースは、「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」や、「スター・ウォーズ」シリーズなどに加え、オリジナルロボットプラモデルシリーズ「30 MINUTES MISSIONS」や、人気ゲーム『Fate/Grand Order』のキャラクターでスタートする新ブランド「ぷちりっづ」など、商材の広がりを感じさせた。
中でも、"川口名人"ことバンダイスピリッツ ホビー事業部の川口克己氏が注目してほしいと挙げたのは、「トイ・ストーリー」シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』(2019年7月12日公開)に登場するウッディとバズ・ライトイヤーの新作プラモデルだ。いずれも、「ガンプラ」などで磨かれてきた同社の成形技術が生かされている。
ウッディのチェックシャツには、ディテールライン(線)をハッキリ見せる新技術「シェーディングモールド」を採用。彫刻角度から計算された深めの凹モールドによるコントラストで、塗装なしでラインの色のニュアンスを再現している(完成品の画像はわかりやすく塗装を加えたもの)。「シェーディングモールド」は、「スター・ウォーズ」シリーズのBB-8のプラモデル(「1/2 BB-8」)で初採用された。
さらに、ベストの牛柄は多重構造のパーツを色分けすることで再現。ボタンやシェリフバッチも別パーツとなっているので、組み立てるだけで再現度の高いプラモデルが完成する。
バズには、胸のボタンを押すと背中のウイングが展開するギミックを搭載。手動で先端部を引き出すことができる。バズ、ウッディともに表情は3種類。「笑顔」「驚き顔」は、裏側から眼球を動かすことで、より表情を豊かにすることができるという。「トイ・ストーリー4 ウッディ」(3,240円/税込)、「トイ・ストーリー4 バズ・ライトイヤー」(3,672円/税込)はともに2019年7月発売。
(C)Disney/Pixar