東京急行電鉄は9日、東横線・目黒線新丸子~武蔵小杉間の高架下に新たな商業施設が6月6日に開業すると発表した。川崎市初出店となるフレッシュチーズで人気の「good spoon(グッドスプーン)」や関東初出店の2店舗を含めた飲食店5店舗が入居する。

  • 商業施設の外観イメージ

東横線・目黒線新丸子駅から徒歩2分、武蔵小杉駅から徒歩4分の高架下に商業施設が開業する。武蔵小杉駅は再開発が進んで急速に利便性が高まり、新丸子駅の周辺は商店街や住宅街が広がる。多摩川河川敷や公園といった外遊びが可能な場所も多く、ファミリー層や若年層などからも人気の高いエリアに。武蔵小杉駅・新丸子駅の乗降人員は過去10年間で約11%、両駅のある川崎市中原区の人口は約14%増加しているという。

商業施設はコンセプトを「暮らし繋ぐ、いつもの場所」とし、日常的に利用しやすい施設として高架下空間に新たな「賑わい」を創出することをめざす。木目を基調とした温かみのある施設デザインを取り入れるほか、広いガラス面から漏れる光や高架橋の照明などにより、夜も明るく居心地の良い空間としている。

テナントには、関東2店舗目で川崎市初出店となるフレッシュなチーズを楽しめるイタリアンレストランの人気店「good spoon」、関東初出店となる野菜肉巻串や鰹節かけ放題で話題の居酒屋「ハライッパイ」と日本酒バー「アテニヨル」の2店舗、神奈川県2店舗目となるビアダイニング「SCHMATZ Beer Dining」、地元で愛される和食居酒屋「えんがわ」の計5店舗が出店する。

  • 商業施設の外観イメージ

開業日は6月6日(「アテニヨル」は2019年夏開業予定)。なお、オープン記念キャンペーンとして、6月6~16日の期間中に来店・飲食した上で応募用紙を記入すると、「川崎フロンターレ」または「川崎 DeNA ブレイブサンダース」のサインボールが抽選で各10名にプレゼントされる。