4月18日からテレビ東京系でスタートした『太川蛭子の旅バラ』(毎週木曜 18:55~)の取材会が8日、東京・六本木の同局で行われ、太川陽介が出席した。

テレビ東京系『太川蛭子の旅バラ』の取材会に出席した太川陽介

同番組は、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』にレギュラー出演して人気を呼んだ凹凸コンビ、太川陽介と蛭子能収が再びタッグを組んで旅企画にチャレンジするレギュラー番組。5月16日は「東北横断!ローカル路線バス乗り継ぎの旅~山形県・余目駅→岩手県・宮古~」と題し、2年半ぶりに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が復活する。今回は1泊2日でゴールを目指すもので、変更点は1万円までタクシーの利用が可能。ルートは最終回の2017年1月2日に放送された『ローカル路線バス乗り継ぎの旅25弾』でリタイアした山形県の余目駅を出発し、岩手県の宮古を目指す。なお、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は今後も同番組の1企画として放送される。

この日の会見は、蛭子が他の旅番組で滞在している大分から中継しながら実施。2年半ぶりのバス旅に太川は「地図を見て5分で酔いましたね(笑)。バス旅をやっている時はどんなに揺れても地図を見ることができましたが、今回は5分で気持ち悪くなって吐きそうになりました。2年半のブランクは長いですね(笑)」としつつ、「バスを見つける勘は割と冴えてました。久しぶりだったので初心に戻って頑張りましたから」と長年培った経験が今回も随所で生かされたという。

また、新たなルールとして追加された1万円までタクシーの使用が可能になった点に「切り札をどこで使い、丸々1本か小分けして使うのか、難しいんですよ」と新たな難しさにも直面したようだが、「でも1万円まで使うことができて大胆に攻めることができます。新しい面白みも出てきましたね」と肯定的だった。

大分からの中継では収録後に登場した蛭子が映し出され、太川から同番組の意気込みなどを問われるも「意気込み? そんなのないよ。自然にあって自然に終わるだけ。とりあえずは見て欲しいですね」とマイペースで、これから挑む露天風呂の収録が気になって仕方ないらしく、バス旅の復活にも「うぇ~! またやるのかと思いました」と後ろ向き。対する太川は「私はバス旅が終わった時に周りから寂しい寂しいという声がすごく多かったので、終わった時にそういう人に対して申し訳ない気持ちでした。ですからまた新たに楽しみを提供できるのはすごくうれしかったですね」と復活に笑顔を見せて、「長年、蛭子さんと旅番組をやってきて、最近は楽しくなってきました。ご期待に添えるように楽しい番組を作っていこうと思っています」とアピールしていた。