女優の国分佐智子が、9日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』(毎週木曜21:00~)第5話で、2016年の第1子出産後初となる、4年ぶりのドラマ出演を果たす。

  • 左から国分佐智子、天海祐希、真野響子 -提供

第5話では、姑・山下昌子(真野響子)に頼まれ、スープに使うカボチャを買いに出かけた嫁・彩矢(国分)が失踪する事件が発生。取調官を演じる天海祐希が、真犯人と思われる主婦を演じる真野と対決する。

真野は「天海さんのドラマデビュー作を見て以来、天海さんのことが大好きで、ずっと見守ってきたんです。だから、今回ご一緒できることがすごくうれしくて! 現場でお会いしたら、思っていた通りの方でしたね」と印象をコメント。

そして「初日から、天海さんと一緒に撮影したんですよ。私がパトカーに乗り込むシーンだったんですけど、天海さんが私の頭がドアの枠にぶつからないように気を配りながら、なおかつ私のスカートが挟まったりしないように処理してくれたんです。『あぁ、彼女はこういう優しさをもった取調官なんだ。彼女のこういうところに、きっと昌子は心を許したんだな』と実感しましたね」と振り返った。

また、共演の国分については「国分さん自身がとってもかわいくて、いい子だったから、困っちゃったの(笑)! でも、彼女がかわいいからこそ、嫁姑ならではのヒリヒリした関係性が際立ちましたし、お芝居もとっても面白かったです」とのこと。そして「視聴者には当初見えていない真相が、巧妙に描き出されていく物語なので、どうぞだまされてください!」と呼びかけた。

一方、落語家・林家三平と結婚し、出産・子育てを経て、4年ぶりのドラマ出演となる国分。「『嫁姑の物語なんだ!』と、とても身近に感じました」と笑顔で明かし、「ちなみに、我が家はいちいち目くじらを立てていたら、逆にお姑さんにやられちゃうので(笑)、何事も笑い話にしちゃっているんですよ」とも。

夫の三平も『緊急取調室』シーズン1にゲスト出演しており、「義兄の(林家)正蔵も出演させていただき、大変お世話になりました。実は、夫が出演させていただいたときは、私も現場にお邪魔したんです。以前共演させていただいた小日向文世さんにお会いしたくて、運転手を買って出たんですよ(笑)。そうしたら今回は、夫が『僕も現場に行きたいな。運転手はいらないの?』と。来られても逆に緊張しちゃうので、お断りしました」と笑顔を見せた。

「出演が決まったときから、すごく緊張していました。緊張しすぎて、手足に血が通わなくなっちゃうくらいで…(笑)」と久々のドラマ出演を振り返り、「熱心にいろんなお芝居を想定しながら、細部に渡って役と向き合ってらっしゃる真野さんから多くを学ばせていただきましたし、『またお芝居の仕事をしたいな』って思いました」と語っていた。