アイドルグループ・V6の岡田准一が8日、都内で行われたテレビ朝日系5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』(22~26日 21:00~)の制作発表記者会見に出席し、“総回診”シーンを振り返った。
腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名を馳せる、浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎を岡田が演じる同スペシャル。原作は1963年に発表されたが、今作では物語の設定を2019年に置きかえ、現代の最新医療ならではの新たな『白い巨塔』となる。
岡田は「山崎豊子先生の名作をリメイクするということで、“巨塔”にチャレンジする気持ちでキャスト・スタッフみんなで盛り上がって撮影してまいりました。令和の時代にふさわしい、巨大なスペシャルドラマになっていると信じています」と力説。
財前を演じたことについては「すごく面白くもあり、苦しくもあり」と振り返り、「先輩方がたくさん演じられてきましたけど、すごく大変だったんだろうなと。そして周りの皆さんに支えられながら演じていたんだろうなとすごく感じました」と話した。
また、名物の“総回診”シーンを振り返り、「有名なシーンなので、現場も盛り上がるんですよ。スタッフも『総回診来ましたね』とか」と述べ、「今回、鶴橋(康夫)監督がアクティブな財前にしたいということで、歩くスピードを上げたんですけど、八嶋(智人)さんは『速すぎて歩けない』と言ってました」と笑顔。
満島真之介が「しかも財前先生を抜こうとするんですよ」と明かすと、岡田も「八嶋さんを止めるのが大変でしたね」と苦笑いしていた。
会見にはその他、松山ケンイチ、沢尻エリカ、飯豊まりえ、山崎育三郎、柳葉敏郎、岸本加世子、市毛良枝、岸部一徳、椎名桔平、小林薫、寺尾聰、鶴橋康夫監督が出席した。