ソニーは5月8日、Dolby Vision対応のUltra HDブルーレイ/DVDプレーヤー「UBP-X800M2」を発表した。店頭予想価格は45,000円前後(税別)で、7月6日より発売する。

  • Dolby Vision対応のUltra HDブルーレイ/DVDプレーヤー「UBP-X800M2」

画質面と音質面を強化したプレミアムモデル。高画質機能として、HDR10とHybrid Log Gammaに加え、Dolby Visionに対応した。HDR非対応の4K TVなどで視聴する場合には、独自のアルゴリズムによる4K SDR変換により、バランスのよいコントラストと自然な色調を再現できる。変換レベルは、TV用/プロジェクター用など5段階で設定可能。同社の4Kテレビ「ブラビア」に最適な画質で映像を出力する「4Kブラビアモード」も搭載する。

高音質機能では、最大192KHz/24bitのFLAC、WAV、ALACなどのハイレゾ音源に対応するほか、最大11.2MHzのDSDの再生も可能。CD音源やMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」も搭載している。

音質向上の工夫も凝らした。メインLSIの上に独自フィンのヒートシンクを装着し、シャーシ強度の向上とあわせて機械的な振動を抑制。内部は、電源基板とメイン基板の間をシールドし、ローノイズレギュレーターの採用などにより放射ノイズと電気ノイズを軽減している。

  • 電源基板とメイン基板の間にシールド用の金属板を追加した

インタフェース類は、HDMI出力×2系統、有線LAN×1基、USB×1基。リモコンの「画面表示」ボタンを押すことで、表示される情報も増やした。本体サイズはW430×D265×H50mm、重さは3.8kg。