Androidのセーフモードとは

Androidスマートフォンには「セーフモード」という機能が用意されています。アプリやウィジェットなどを追加してカスタマイズできるのがAndroidスマホの魅力ですが、多数のアプリをインストールすると挙動がおかしくなることもあります。

Androidスマホをセーフモードで起動すると、最初からインストールされていたアプリだけが有効となり、後から自分でインストールしたアプリは無効となります。いわば初期状態に戻るわけで、スマホの動きが不安定になった場合は、セーフモードにして確認するとよいでしょう。

セーフモードで問題なく端末が動作することを確認できたら再起動し、後からインストールしたアプリを1つずつアンインストールしながら挙動を検証して、不具合の原因となったアプリを探っていきましょう。

※この記事は、Android 7.0以降のOSを搭載したスマートフォンの操作方法を紹介しています。Android OSのバージョンや機種によっては、画面構成やメニュー名、設定項目など異なる場合があります。

セーフモードの起動と解除の手順

Androidスマホをセーフモードで起動するには、電源ボタンを長押しして表示されるメニューで「再起動」または「電源を切る」アイコンをロングタッチし、確認画面で「OK」をタップして再起動するのが一般的です。このため、操作ミスによって意図せずにセーフモードに切り替わってしまうケースも少なくありません。セーフモードで起動すると、ホーム画面の下に「セーフモード」という文字が表示されます。

セーフモードを解除するには、電源ボタンを長押しして、「再起動」をタップすればOKです。この解除方法を知っていれば、知らぬ間にセーフモードになってしまった場合でも安心です。「元に戻すには再起動」と覚えてきましょう。

  • Androidスマホの電源ボタンを長押しして、表示されたメニューアイコンの「再起動」をロングタッチします

  • 「再起動してセーフモードに変更」という警告画面が表示されるので「OK」をタップし、スマホを再起動します

  • セーフモードでスマホが起動しました。画面下に「セーフモード」という文字が表示されています。ホーム画面に配置したアプリアイコンも初期状態で入っていたアプリだけになります

  • アプリケーション画面に切り替えても、初期状態のアプリアイコンしか表示されません。ただし追加したアプリが削除されたわけではなく、セーフモードを解除すれば元に戻ります

  • セーフモードの解除方法を覚えておきましょう。電源ボタンを長押しして「再起動」アイコンをタップし、スマホを再起動するだけでOKです

  • 再起動が完了したら、ホーム画面下部の「セーフモード」というテキストがなくなっていることを確認します。これでセーフモードは解除され、追加したアプリもすべて使えるようになります