JR東日本、JR北海道、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州は7日、今年度のゴールデンウィーク期間(4月26日から5月6日までの11日間)の利用状況について発表した。10連休となったことから多くの利用があり、各社とも前年を上回る利用状況となった。
JR東日本はゴールデンウィーク期間中の新幹線・特急列車などの利用状況を526.6万人、前年比116%と発表。東北新幹線で234.3万人が利用し、前年比118%となったほか、上越・北陸・秋田・山形新幹線も前年比110%以上、在来線特急列車も前年を上回る利用状況となった。JR北海道は北海道新幹線で前年比145%の約12万人、在来線で前年比112%の約21.9万人が利用したと発表している。
JR東海は新幹線・在来線合計で481.1万人が利用し、前年比118%と発表。東海道新幹線は457.9万人が利用し、前年比118%だった。JR西日本は新幹線・在来線合計で364.8万人が利用し、前年比127%と発表。山陽新幹線は前年比129%の227.1万人、同社管内の北陸新幹線は前年比126%の41.2万人が利用し、特急列車はいずれも前年比110%以上の利用状況となった。JR四国は瀬戸大橋線で前年比118%の約34.3万人、予讃線・土讃線・高徳線の主要3線区で前年比118%の約16.4万人が利用したと発表している。
JR九州は新幹線・在来線の3線区合計で約94.1万人が利用し、前年比116%と発表。九州新幹線は博多~熊本間で37.1万人、熊本~鹿児島中央間で18.8万人が利用し、それぞれ前年比120%。2011年の全線開業以来、過去最高の利用人員を記録したという。特急列車は長崎本線・日豊本線ともに前年比110%以上の利用状況となった。