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【この記事のエキスパート】
アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®:SAM
キャンプブロガー、アウトドアライター、一般社団法人日本オートキャンプ協会公認インストラクター・講師、星のソムリエ®(星空案内人®)JAXA宇宙教育リーダー、光学機器メーカーマーケティングディレクター。
アウトドア誌、WEBマガジン、企業広報誌、新聞などへの取材協力・執筆活動、CMコーディネートを行っている傍ら、キャンプ体験・キャンプ料理レシピをまとめた自身のWEBサイト「 Sam-Home Sam-Camp / キャンプの宝物を探そう!」(2001年開設)並びにブログ「SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !」(2004年開設)を運営。
サイトは通算700万人以上に利用され、ブログ投稿数は5000記事を超える。
同時に、星のソムリエ®として全国のキャンプ場や観光施設等にて夜の魅力と星空の楽しみを広めている。
この記事では、キャンプやバーベキューといったアウトドアをはじめ、部活動などのスポーツ時にも役立つウォータージャグの選び方とおすすめ商品を紹介します。保冷力の高いハードタイプや、折りたたんで収納できるソフトタイプ、おしゃれな見た目のガラスタイプなどを厳選。
ウォータージャグとは
ウォータージャグとは、水やお茶などを入れておけるジャグ(水差し)のこと。キャンプやバーベキューといったアウトドアや、サッカーや野球などのスポーツなどでもウォーターサーバーとして活用できます。
飲み物を入れて、好きな時に飲めるといった活用だけでなく、例えば、水道設備のないキャンプ場などで水を入れておくことで、手洗いや洗い物にも使用できます。
カビ予防のために水滴をしっかり拭き取る、綺麗に使うために定期的に掃除するといったメンテナンスが必要ですが、アウトドアやスポーツには欠かせないアイテムです。
ウォータージャグの種類・タイプ
ウォータージャグは大きく分けて、「ハードタイプ」「ソフトタイプ」「ガラスタイプ」の3つに分けられます。それぞれ特徴が異なりますので、しっかり確認し、使い方に合うタイプを選びましょう。
ハードタイプ:保冷力が高く、安定感がある
ハードタイプはなんといってもその保冷力が第一の魅力。内壁の厚みがクーラーボックス同様、ある程度の保冷力を確保してくれます。また、本体が安定しているので片手でも蛇口の操作がしやすいのも特徴です。
オシャレなジャグを求める傾向のなかで、最近はスチール系のハードタイプも目立ってきました。
ただし元々食用オイル用として使われているスチールタイプは、見た目はいいですが保冷力はそれほど優れていないので注意です。
ソフトタイプ:コンパクト&軽量で持ち運びしやすい
ソフトタイプは素材的にはポリエチレンやポリプロピレンが多く、箱形やジャバラタイプ、ハンドバッグ型など形式がさまざまです。
使わないときは実にコンパクトにはなりますが、水を入れた姿は実用品以外のなにものでもないので、オシャレさを求める方は注意。ソフトであるため安定性には多少難があり、水の注ぎやすさでみればハードタイプに比べるとどうしても劣ってしまいます。また保冷力もありません。
荷物を減らしたい、とにかくキャンプサイトに水を確保しておくだけでいいという方ならソフトタイプが向いています。
ガラスタイプ:おしゃれで雰囲気を盛り上げられる
見た目のおしゃれさから人気を集めているのが、ガラスタイプのウォータージャグです。ガラスタイプは透明度が高いため、なかの飲みものが外から見える仕様になっており、フルーツやハーブなどを入れることでよりおしゃれに設置できます。
また、キャンプなどだけでなく、ホームパーティーや日常使いにも適しているので、幅広い場所で活躍してくれます。
ポイント:クルマの積載量を考えてタイプを選ぼう
【エキスパートのコメント】
ひと口にウォータージャグといっても、大きくは「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」に分かれます。ハードタイプは水が入っていなくても大きさはそのまま。そのため、こちらの選択をするにはキャンプ道具の積載(車載)にそれだけの余裕があるかどうかが前提になります。
いっぽう、ソフトタイプは水がなければ相当圧縮できるのでさほどの荷物にはなりません。荷物をなるべく少なくまとめたい方は、こちらのタイプがよいでしょう。
ウォータージャグの選び方
それでは、ウォータージャグの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
・使用人数に合わせたサイズ
・蛇口の種類
・保温力&保冷力
・スポーツドリンクに対応しているか
・メンテナンスのしやすさ
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使用人数に合わせたサイズをチェック
キャンプなどでウォータージャグを使用するときに、何度も水などを詰め替えるのは面倒に感じてしまいます。そのため、一緒に過ごす人数に合う容量のウォータージャグを手に入れることが大切です。
4人家族で1泊2日のキャンプを行う場合、8L~10L程度の水があると安心できます。そのため、この基準を目安にして使いやすい容量のウォータージャグを見つけましょう。
ポイント:迷ったら大きいサイズを選ぼう
【エキスパートのコメント】
どのくらいの容量が適切かは個別の前提条件の違いによっても異なるため難しいものですが、「大は小を兼ねる」で大きめを選ぶのが常道でしょう。一番使われるのは3~15Lで、それ以上はスポーツなどで使われるサイズになってきます。
注意したいのは、「リットル」ではなく、日本ではなじみの薄い「ガロン」と表示される商品もあるという点です。1ガロンは約3.8Lです。つまり1.5ガロンでだいたい5L、3ガロンで約11Lとなります。
【2】蛇口の種類をチェック
ウォータージャグの蛇口には、水分補給向けのプッシュ式、出しっぱなしにできるレバー・コック式、水量の調節ができるダイヤル式があります。自分の使い方に合う蛇口の種類を選びましましょう。
プッシュ式:スポーツ時の水分補給に
サッカーや野球などのスポーツシーンでよく見かけるプッシュ式。ボタンを押している間だけ中に入れておいた水やスポーツドリンクなどが出てくるので、蛇口の締め忘れなどがなく子どもでも簡単に操作が可能です。
ただ、使う際にはボタンを押し続ける必要があるので、手を洗ったりキャンプなどのアウトドアで食器を洗う際に水を出しっぱなしにしたい場面では不向きになります。
レバー・コック式:出しっぱなしにできる
レバーをひねったり、コックを傾けることで水が出てくるレバー・コック式。元の位置に戻すまで水が出続けるので、手洗いや食器を洗う、水を貯めるといった場面で活躍してくれます。
使い勝手がいいものの、移動中にレバーやコックが他の荷物に接触して蛇口が開いてしまう可能性があるので、到着してから中身を入れたり、中身を入れていくなら漏れても問題ない対策を施しましょう。
ダイヤル式:水量の調節ができる
レバー・コック式同様、手洗いに使えるダイヤル式。最大の特徴は、自宅の水道のようにダイヤルのひねり具合で水量の調節ができる点になります。
また、レバー・コック式では移動時に他の荷物に接触して蛇口が開いてしまう可能性がありましたが、簡単には蛇口が開かなないので、心配な方はこちらがおすすめかもしれません。
【3】保温力&保冷力をチェック
飲みものをよりおいしく保管しておくためには、保温機能や保冷機能があると便利です。しかし、保温機能や保冷機能は商品によって大きく異なり、使われている素材によってもはたらきが変わります。
たとえば、内部がステンレスなどの金属が使われているものだと、飲みものの温度をキープしやすくなるので、素材や構造にも注目しておきましょう。
【4】スポーツドリンクに対応しているかチェック
スポーツをするときの水分補給のためにウォータージャグを使いたい場合には、スポーツドリンクに対応しているかをチェックしておくことが大切です。スポーツドリンクは酸性の強い飲み物で、金属が溶け出してしまうため、金属製のジャグには使わないほうがよいとされています。
部活やスポーツなどで使用する場合は、スポーツドリンク対応かどうかは必ず確認しましょう。
【5】メンテナンスのしやすさをチェック
いつでも清潔にウォータージャグを使いたいなら、容器のフタが大きい広口タイプを選びましょう。広口タイプだとスポンジなどが入りやすく、しっかりと腕も入るので底までキレイに洗えます。
さらに、注ぎ口が取り外せたり分解できたりするものだと細部まで洗えるので、この部分の構造もチェックしておくと洗いやすいウォータージャグを選びやすくなります。
人気ブランド・メーカーの特徴
ブランドによって販売しているウォータージャグに特徴があり、使いやすさが異なります。そこで本項では、ウォータージャグを販売している代表的なブランドの特徴を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
コールマン:持ち運びや置き型など使い勝手がいい
キャンプから登山まで、幅広い商品を扱うアウトドアメーカー。初心者向けに安価で質の高い商品や、玄人向けの高価格・高機能な商品まで販売しています。
ウォータージャグにおいては、設置してみんなでドリンクを飲める大容量タイプから、個人で2ガロンのドリンクが入る持ち運び型まで、使い勝手を重視した製品が多いです。
スタンレー:真空断熱技術がウリ!
創業100年以上を誇る「スタンレー」は、真空断熱技術とスタンレーを組み合わせた、真空スチールボトルを生み出したブランド。ウォータージャグにもこの技術が使われており、保温機能や保冷機能にすぐれたジャグが販売されています。
そのため、アウトドアなど野外で使う場合でも飲み物の温度をキープでき、おいしい状態で飲みものを楽しめます。
ミンテージ:見た目にこだわりたいなら
ミンテージのウォータージャグは、なんといっても特徴的な見た目が魅力。ステンレス製のヴィンテージデザインはキャンプやアウトドアで映えること間違いなし。
保冷タイプはもちろん、保温できるタイプも展開されています。とにかく周りと差別化をはかりたいという方にぴったりのメーカーです。
イグルー:アウトドアで使いやすい!
クーラーボックスを扱うブランドとして誕生した「イグルー」は、屋外で使いやすいアウトドアアイテムを多く扱っています。ウォータージャグでは、カラフルなボディーが魅力的で、キャンプなどを一気に華やかな雰囲気にしてくれます。
また、クーラーボックスで培った保冷機能も人気です。屋外でも快適に使用したいなら、イグルーのウォータージャグを手に入れましょう。
キャプテンスタッグ:高品質なのにお得!
テントやテーブルなど、幅広いアウトドアアイテムを扱う日本のブランドである「キャプテンスタッグ」。高品質ながら手頃な価格帯のアイテムが特徴で、はじめてウォータージャグを使う人ほど便利に活用できるでしょう。
また、ハードタイプやソフトタイプ、金属製など、さまざまなタイプのウォータージャグがラインナップされており、よりこまかい使い方に合わせてジャグを選べます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)