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【この記事のエキスパート】
フードアナリスト/食育スペシャリスト:とけいじ千絵
「審食美眼(=食に対する審美眼)を磨き、彩りある食生活を」をモットーに、『審食美眼塾』を主宰する食のスペシャリスト。
専門は、味覚&食育。企業の商品開発、飲食店コンサル業務の傍ら、「味覚」に特化した新しい食育に取り組む。
特に、離乳期・幼児期から味覚を育てることを目的とした「子どもの味覚の育て方」講座は、毎回募集開始すぐに満席という予約のとれない講座として人気を博し、情熱と理論を携えた独自の視点での講座は、多くの父母から支持されている。
現在は、セミナー講師、保育施設給食監修をはじめ、各種メディアで活躍中。企業向けのセミナー・研修、大規模講演も大変好評である。
赤ちゃんの離乳食に便利な市販のベビーフード。ウェットタイプは、封を開けてそのまま食べられるので手軽です。国産のお米や有機野菜、お魚やレバーなど使用されている食材もさまざま。赤ちゃんの月齢に合ったものや、シンプルな味付けのものを選ぶことが重要です。この記事ではウェットタイプのベビーフードのおすすめ商品を紹介します。
タイプ別診断で発見! あなたにピッタリのベビーフードは?
ひと口にウェットタイプのベビーフードといっても、瓶に入ったもの、レトルトやパウチタイプなど種類が豊富です。ウェット以外のベビーフードには、フリーズドライや粉末タイプといったものもあります。
あなたにはどんなタイプが向いているのか、まずは以下の診断チャートで簡単にチェックしてみてください。
ウェットタイプのべビーフードの選び方
ここからは、食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに聞いた、ウェットタイプのベビーフード選びのポイントを紹介していきます。
月齢に合ったものを選ぶのが基本
【エキスパートのコメント】
まず大切なのは、今の子どもの月齢に合ったものを選ぶことです。国産のベビーフードは、厚生労働省のベビーフード指針に従って、赤ちゃんの発育とそしゃく力に合わせて作られています。
具体的には、食材の種類、形、固さ、大きさなどがその月齢に合っているか、きちんと考えられています。月齢に合ったものを選ばないと、うまく噛めずに丸のみしてしまったり、吐き出したりする原因になってしまいます。
商品を購入する際は、必ず月齢をチェックしてください。ただし、離乳食後期(9カ月以降)の場合は、少しやわらかすぎるベビーフードもあるようです。いろいろな食材を組み合わせ、足してみてもいいでしょう。
自分で調理するのが大変な食材は便利に利用しよう
【エキスパートのコメント】
離乳食が始まったばかりのころは、おかゆやかぼちゃなどからスタートし、徐々に豆腐や白身魚、鶏肉など食べられる食材が増えていきます。
ベビーフードは、いろいろな食材を選んで体験させてあげるのにとても便利です。たとえば、魚やレバーなどを食べさせたいけれど、下処理がたいへんで小量の離乳食を手づくりするのは面倒、という人も多いと思います。
そんなときに、魚やレバーなどが含まれたベビーフードを選べば手間なくかんたんに赤ちゃんに新しい食材を体験させてあげられ、栄養も取れます。
ただし、赤ちゃんがはじめてその食材を口にするときは、アレルギー反応が起きないか注意しながら、少しずつ食べさせてあげることが大切です。ベビーフードを買うときは、どんな食材が入っているのか、表示をよく見て購入してくださいね。
お出かけ用には瓶タイプ、疲れたときにレトルト
【エキスパートのコメント】
ひと口にウェットタイプのベビーフードといっても、スプーンつきのもの、おかゆだけのもの、ごはんとおかずがセットになったものなどさまざまな種類があります。ベビーフードを使うシチュエーションで種類を選ぶとよいでしょう。
たとえば、瓶詰タイプはフタもついていますし、すぐにそのまま食べさせられるのでお出かけの際に便利です。
レトルトタイプは少し高価ではあるものの、メニューが多く、ごはんとおかずがセットになったものがあるので、手作りにちょっと疲れたときなどにはぴったりです。
素材の味を生かしたシンプルな味つけのものを選ぶ
【エキスパートのコメント】
赤ちゃんにベビーフードをあげる際は、味つけがどんなものかをチェックしましょう。
離乳期の赤ちゃんにとって必要なのは、素材の味をたくさん経験させてあげること。そのためにも、素材の味を生かしたシンプルな味つけにしてあるものを選んでみてください。
具体的には、野菜のうまみを引き出す鰹(かつお)だしを使っているものや、野菜のだしでお肉やお米を煮たものがいいですね。
ケチャップ味は子どもが好きな味ですが、素材の味を消してしまう強い味つけでもあります。なるべく、シンプルな味つけのものを選ぶといいでしょう。