ボルドーワイン委員会はこのほど、「バリューボルドー2019」100本を発表したことに伴い、ボルドーワイン大試飲会・展示会をそれぞれ大阪と東京で開催した。同イベントには全74社の輸入業者がブースを出展し、約920名が来場。ワインの試飲を楽しんだ。
バリューボルドーとは手頃な価格帯でワイン愛好家から初心者まで毎日楽しめるボルドーワインのラインナップのこと。
今回の「バリューボルドー2019」では、「家飲み」「アウトドア」「パーティー」といったワインを楽しむ3つのオケージョンから提案。日本で1,000円~4,000円未満(税込)の価格帯で売られている490本の中からソムリエの大越基裕氏ら4人のエキスパートによって選出された。
「バリューボルドー2019」に選ばれたのは、ちょっと甘い柑橘やハーブの香りと凝縮感たっぷりな味わいが楽しめる「シャトー ド ボールガール デュコート アントルデュメール」(税込2,160円)や、いい意味で酸化的なニュアンスがある「ブルス・ド・リゼンヌ クレマン・ド・ボルドー」(税込3,240円)など。
同イベントの東京会場では、アラン・シシェル(Allan Sichel)ボルドーワイン委員会会長とワインのエキスパートのナビゲーター(藤森真氏、瀬川あずさ氏、小久保尊氏)によるプレス向け発表会が行われた。
シシェル会長は「バリューボルドーは、日本人が求めているものや好みをよく知り抜いているナビゲーターが選りすぐり、様々なシーンで楽しめるセレクションとなっている。バリュー・ボルドーを試し、ボルドーワインが日本の食事とよく合うことを感じてもらえたら幸いだ」と述べた。