落語家の立川志らくが、5日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、山口真帆への暴行事件を巡る一連のNGT48騒動を「いじめ」と再び指摘した。
4月22日放送のTBS系情報番組『ひるおび!』(毎週月~金10:25~13:55)で、山口がグループからの卒業を発表したことを受け、「ひどいですね。どうして被害者がこういう形で、“卒業”というきれいな名前ではあるけど、追放されるのかということですよね」と投げかけ、「いくらなんでもかわいそ過ぎますよね。いじめの構造とも似ている。ちょっとこれはひどすぎますよね」と卒業に追い込まれてしまった山口に同情していた。
この日も志らくは、「卒業ではなくて、ていのいい追放のように私には見える」と切り出し、「学校のいじめと何ら変わりがない」「クラスにいた女の子がいじめられていたと。それがエスカレートして、他の学校の男子生徒にいじめをさせた。それを先生に訴えると、『教育委員会に話をして助けてあげる』と言われたが、『いじめはありませんでした』」と例え、改めていじめと結びつけた。
さらに、山口の卒業を「『君は学校のことを悪く言うから、他の学校に行ってくれ』と追い出したような」と解釈。「中に入っているといろいろなことがあるから細かいことは邪推でしかないから何とも言えないんだけども、世間的には多くの人がそんなふうに見ているんじゃないのかなと」と推測し、「山口さんがものすごく気の毒。彼女は被害者なのになぜこんなつらい思いをするのか。この被害者をなぜもっと大人たちが助けないのか。卒業という形で追い出しておいて。助けられないんだったら、こんな若い子をたくさん集めといて、商売しちゃいけないですよ」と厳しい口調で運営側の責任を追及していた。