新年度が始まり1カ月、仕事を始めた新社会人が楽しみにしているのは初任給ではないだろうか。社会人になり、初めて自分で稼いだお金をどのように使うのか。今回は、会社員のマイナビニュース会員200名にアンケートを実施し、初任給の使い方を聞いた。具体的なコメントとともに紹介しよう。
Q.社会人1年目の初任給を何に使いましたか?
1位: 両親へのプレゼント(47.5%)
2位: 自分へのプレゼント(41.5%)
3位: 貯金(40.0%)
4位: 生活費(31.5%)
5位: ローンや年金の支払い(6.0%)
■両親へのプレゼント
・「両親へ10万くらいの旅行」(29歳/女性/専門店/営業関連)
・「寿司屋さんに家族で行きました」(28歳/男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)
・「両親が前から欲しがっていたものをプレゼントしました。とても喜んでいて私も嬉しかったです」(22歳/女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「母に高級なバッグ」(28歳/女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「父に靴をプレゼントした」(30歳/女性/食品/務・企画・経営関連)
・「両親と祖父母へのプレゼントに1人5,000円くらいずつ使った」(26歳/女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
■自分へのプレゼント
・「デパートのコスメを初めて購入し、1万円ほど使った」(24歳/女性/教育/専門サービス関連)
・「時計に10万円使った」(29歳/男性/ガラス・化学・石油/その他技術職)
・「自分へのご褒美でデザートを2,000円くらい」(30歳/女性/専門店/販売・サービス関連)
・「自分へのご褒美に10年使っていた財布を1万5,000円のブランド財布に買い替えた」(27歳/女性/ガラス・化学・石油/IT関連技術職)
・「自分への誕生日プレゼントに1万円くらいのフィギュアを買った」(25歳/男性/その他メーカー/技能工・運輸・設備関連)
■貯金
・「全て貯金をして今後に備えた」(26歳/女性/医療・福祉・介護サービス/公共サービス関連)
・「5万円ほど貯金した」(24歳/男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「貯金したのでこれといって高いものは買っていない」(26歳/女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
■生活費
・「家賃や生活費に用いて、それ以外はとりあえず貯金した」(25歳/男性/公益・特殊・独立行政法人/公共サービス関連)
・「初任給は6万ほどしか出なかったので、すべて家賃と生活費に消えた」(27歳/女性/教育/専門サービス関連)
■ローンや年金の支払い
・「奨学金を返した」(30歳/男性/化粧品・医薬品/その他技術職)
・「就職前に通勤のための車を購入したので、月々3万の返済にあてた」(27歳/女性/専門商社/事務・企画・経営関連)
■総評
調査の結果、「両親へのプレゼント」(47.5%)が最多で、2位は「自分へのプレゼント」(41.5%)となり、初任給を誰かのプレゼントに使う人が約半数を占めた。次いで、「貯金」(40.0%)「生活費」(31.5%)という結果となった。
「両親へのプレゼント」では、食事をご馳走したというコメントが多くみられた。ブランド物や旅行をプレゼントした意見もあり、感謝の気持ちを込めて両親に贈り物をする人が多いようだ。
「自分へのプレゼント」では、カバンや時計、財布など欲しかったものを買ったという声が多くみられ、女性ではデパートコスメを買うという声もあった。一方で、貯金をする人や生活費として使う人も多く、奨学金の返済や年金を払うというケースもあった。
初任給の使い方は人によって様々で、「記念に取っておいた」という声もあった。給料を考えて使うことも社会人の重要なタスク。無理なく、賢く使ってもらいたい。
※写真と本文は関係ありません
調査時期: 2019年4月22日~26日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 200名(男性119名 女性81名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート