大森立嗣監督の最新映画『タロウのバカ』(9月6日公開)の特報、および第2弾ティザービジュアルが3日、公開された。

  • 左から太賀、YOSHI、菅田将暉

同作は、大森監督によるオリジナル作。名前も戸籍もなく、一度も学校に通ったことがない少年・タロウ(YOSHI)と、悩みを抱える高校生のエージ(菅田将暉)、スギオ(太賀)は3人でつるんで奔放な日々に自由を感じていた。しかし、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、彼らはそれまで目を背けていた過酷な現実に向き合うこととなる。

特報映像は、エージがタロウに拳銃を向けて、タイトルでもある「タロウのバカ」と言い放つシーンから始まる。後半では「目撃せよ 3人の少年を 常識を覆す 世界を壊し」というキャッチコピーが画面を横切り、3人の姿が映し出される。エージの「てめえ、あやまれよ!」、タロウの「死んでもいいーよ!」、スギオの「セックスしようよ」と、それぞれのセリフが印象的な展開となっている。

第2弾ティザービジュアルには、特報の最後のカットでもあった3人が夜のプールに飛び込むシーンが写し出された。「すきってなに?」「しぬってなに?」というビジュアルのキャッチコピーは、特報映像のタロウの台詞「好きってなに? だいたい分かるけど、ちゃんと教えてよ」とも繋がっており、誰にも愛されたことがなく、“好き”という言葉の意味さえ知らないタロウのキャラクターを表している。

(c)2019映画「タロウのバカ」製作委員会