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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:秡川 寿美礼
設計事務所(株)木型屋のむすめの仕事部屋を経て、1998年に(有)エル・エル・プランニングを設立。
「ライフスタイルからインテリアをデザインする」という独自の発想と設計手法で、家具、カーテンなどのセ レクトから、造作家具やリフォームの設計まで、トータルなインテリア空間デザインを得意としている。インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャーの資格を持つ。
身だしなみを整えるのに欠かせないのが姿見(全身鏡)。この記事では、姿見の選び方とおすすめ商品をご紹介。便利な壁掛けタイプや、北欧のおしゃれでかわいいデザインの商品、全身が映る大きめサイズなど厳選しました。ニトリやIKEAなど人気メーカーの商品も紹介します。
姿見とは
姿見は、全身鏡ともいい、頭の先からつま先まで全身をチェックできる鏡のこと。コーディネートが決まらないときや、お出かけ前の身だしなみチェックに欠かせません。
アンティーク調や木目調など、おしゃれなデザインがたくさんあり、なかには収納付きなどの機能をもった商品も。狭い部屋にも置けるよう、ドアに掛けるなど省スペースで使用できるものもあります。
全身をチェックする以外にも、部屋を広く見せる効果やインテリアのアクセントにもなる姿見。お気に入りの商品を見つけてみましょう。
■姿見の種類・タイプ
姿見には、床に置いて自立させるスタンドタイプ、立てかけタイプ、壁掛けタイプ、キャスタータイプなどがあります。
設置場所の状況や、家族の使い勝手に合わせて選びましょう。
省スペースで使用できる「スタンドタイプ」
スタンドタイプは脚を折りたためるタイプ。省スペースで使用でき、使わない時は畳んで収納ができます。
リーズナブルなものやコンパクトなものも多いので、安く気軽に買いたいという方におすすめです。やや安定感に欠けるので設置場所には注意してください。
掃除や模様替えに、移動がラクな「キャスタータイプ」
ミラーの足にキャスターがついているタイプ。移動しやすいので掃除や模様替えが好きな方、複数の部屋で使いたいという方におすすめです。
また、土台がしっかりしているので安定性にも優れています。足を動かさずに鏡の角度を変えられるのも使いやすいポイントです。
好きなところに取り付けられる「壁掛けタイプ」
壁に立てかけたり、壁に取り付けたフックなどに吊り下げて使うタイプです。ドアにかけて使えるものもあって、省スペースで使用できます。また、中には壁に貼り付けたり天井と突っ張り棒で固定するタイプもあります。
デザインや大きさもさまざまで、好きな位置に設置できるのがポイントです。
姿見の選び方
それでは、姿見の選び方をご紹介します。自分の部屋にマッチするデザインはどんなものかイメージしながら、選び方をチェックしてみてください。ポイントは下記の通り。
【1】サイズ
【2】安定性・安全性
【3】収納スペース
【4】インテリア性
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
姿見の鏡部分のサイズの目安ですが、幅は体の幅の1/2以上、高さは身長の1/2以上があるといいでしょう。
壁掛けにする場合は、鏡の上端の位置が身長と同じになるように取りつけると、全身が見えます。たとえば肩幅50cm・身長180cmの人が使用する場合は、幅25cm以上・高さ90cm以上の姿見を、上端が床から180cmの位置になるように取りつけると全身が見えます。
家族のなかで一番身長が高い人と、低い人を考慮して、姿見のサイズと取りつけ高さを決めてください。
【2】安定性・安全性をチェック
鏡にはガラスが使われていることがほとんどなので、倒れてけがをしないように安定性を重視しましょう。子どもやペットはぶつかって倒してしまうこともあるので、特に注意が必要です。
立てかけタイプよりもスタンドタイプの方が安定性に優れています。脚の太さや構造がしっかりしているものを選びましょう。
また、壁掛けにする場合は、壁にフックを取りつけたときに荷重に耐えられるか、下地を事前に確認することが必要です。
防災効果で選ぶなら、飛散防止フィルムが貼られたものや、軽量のフィルムミラーなどもチェックしてみてください。
【3】収納スペースをチェック
全身鏡の中には姿見として使えるのに加えて、収納棚や収納スペースがついたものもあります。
アクセサリーや小物、香水などを収納できると出かける前の準備がスムーズになるので便利ですよ。また、ハンガーをひっかけられるタイプなどもあります。
【4】インテリア性をチェック
姿見を選ぶ際は、インテリア性もしっかり確認したいところ。木や金属のフレームがついたもの、ナチュラルな北欧風、全くフレームがないシンプルなタイプなど、様々なデザインの商品があります。
フレームつきのものは、色やデザインの選択肢があり、凝った装飾を施したものもあります。実用性だけでなくインテリアのワンポイントとして楽しみたい場合は、フレームの色や材質を内装材や家具と合わせると調和がとれます。
また大型の鏡を部屋に置くと、部屋を広く見せることができます。その場合は、姿見として必要なサイズよりも大型のものを選ぶといいでしょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
体の半分のサイズがあれば用が足りる姿見ですが、大きめサイズなら、部屋を広く見せる、インテリアコーディネートアイテムとして使えるなど一石三鳥の効果があります。リビングダイニングや寝室、玄関、廊下など、設置可能な場所を探してみましょう。
また、転倒防止や割れた場合の飛散防止対策は必須です。設置場所の状況に合わせて、取りつけ方法を確認のうえで選びましょう。