元SMAPの中居正広がMCを務めるテレビ朝日系新番組『中居正広のニュースな会』(27日スタート 毎週土曜12:00~ ※一部地域除く)の初回収録がこのほど同局で行われ、収録後に中居が取材に応じた。
普段何気なく流して見ているようなニュース内容を独自の切り口で掘り下げることで、その出来事の新たな側面を知り、興味深いニュースの見方を提供する同番組。27日放送の初回では、中居と読売ジャイアンツの原辰徳監督との対談も放送される。
初回収録を終えた中居は「生放送ではないですけど、生放送の形式といいますか。今日は初めてだったので、時間の配分がちょっとどのくらいかなと。でも、やりたいことはちゃんとできたと思います」とコメント。
そして、「僕自身が手応えのない番組くらいのほうがいいのかなと。見ている方が『中居じゃなくてもいいんじゃないのかな』とか、僕自身も『手応えない』と思うくらいが、番組のとっての手応えかな」と持論を述べ、「土曜の昼間というのは、僕の中で知識があまりなかったりするので、『それぐらいの温度がいいんじゃないか』と(スタッフさんと)話をさせていただきました」と明かした。
さらに「この番組は(スタッフさんに)聞きながら、教えてもらいながら、そして僕も『こんなのがいいんじゃないかな』と提案したり。良いコミュニケーションの中で、1回目を迎えられて良かったなと思います」とも。
ニュースがテーマではあるが、「キャスターでもないですし。本当に司会進行」と自身の役割を語り、「キャスターというと、プロのキャスターの方に申し訳ないなと思うので」と謙そんした。
近いタイミングで、日本テレビでも新番組がスタートする中居。「日テレもテレ朝も、スタッフが『(ナカイの)窓』と『(中居正広の身になる)図書館』とほとんど一緒なので。だから同じようなものにならないように、気をつけるというのはありました」という。
同じく疑似生放送の形式の同局系トーク番組『徹子の部屋』に関連した質問に対しては、「『徹子の部屋』は何十年と続いていますが、この番組は1クールで終わることもあるかもしれない(笑)。始まるものはやっぱり終わりますから、いつまで続くというのは分からないですが」としつつも、「末永く、とは思います」と意気込んでいた。
『中居正広のニュースな会』は、テレビ朝日のほか、北海道テレビ、長野朝日放送、メ~テレ、ABCテレビ、九州朝日放送、熊本朝日放送の6局で放送。ABCテレビは、5月4日からスタートうる。