お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの南原清隆、アイドルグループ・ジャニーズWESTの桐山照史、フジテレビの永島優美アナウンサーがこのほど、MCを務める同局系バラエティ特番『ホンキで弟子入り!免許皆伝』(27日21:00~23:10)の収録後に取材に応じた。

  • (左から)永島優美アナ、南原清隆、桐山照史=フジテレビ提供

師匠から弟子に奥義が伝授され、現在まで脈々と受け継がれている「技」の数々に、芸能人たちが弟子入りして本気で奥義の習得に挑戦する同番組。今回は、桐山と霜降り明星のせいやが独楽(こま)、女優の藤田朋子が薩摩切子、元競泳日本代表の松田丈志氏が水中銃で魚を仕留めるスピアフィッシング、そしてA.B.C-Zの塚田僚一が居合いに挑む。

収録を振り返り、南原は「物事に真剣に向き合って、それに応えてくれる先生がいるという信頼関係が胸に響きました」、初MCの桐山は「汗も止まらなくて緊張したんですが、隣に南原さんがいてくれるという安心感がすごいあって、最終的には楽しんでできたと思います」と感想。また、独楽の挑戦については「1つのことに一生懸命になるっていうのが、すばらしいことなんだなと気づかせてもらいました」という。

塚田の免許皆伝の試験は、スタジオのMCとゲストの前で、ぶっつけ本番で実施。永島アナは「これまで以上に臨場感がありました」と興奮気味に語った。

MCの3人に師匠からの印象に残っている言葉について聞くと、南原は故・内海好江さんから「30歳くらいのときに『本芸をしっかりやること』というのは言われたのが、すごく残ってますね」と回想。桐山は、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長から「一番残ってるのは、ジャニーズショーは暗転がないので、ショービジネスをやる上で、『1秒だって飽きさせたらダメ』。あとは、ジャニーズってアイドル業も俳優業も今日みたいなMC業もさせてもらえるので『いろんなところで輝けるタレントでいてください』というのは言ってもらいましたね」と明かした。

そして、永島アナは、昨年フジを定年退職した牧原俊幸アナ。「『どれだけ人に寄り添えるかということを常に考えなさい』と教えていただきました。牧原さんってとても温かい空気をまとってらっしゃるので、後輩からも話しやすい雰囲気を、言葉だけじゃなくて背中で見せていただきました。アナウンサーとしても人としても温かみのある方ってこういう方のことを言うんだなというのを思いました」と振り返った。

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