新年度始まりで、仕事や新生活で何かとバタバタしがちな4月。そんな中、いつの間にやら迫っていたゴールデンウィーク。
今年は新元号への改元の祭事などもあり、最大で10連休とされる今回のゴールデンウィークですが、目の前の生活にすっかり追われて、気が付いたら何も計画しておらず、予定がないことを周囲に話すのはちょっと恥ずかしい……という人もいるのではないでしょうか?
そんな時、何と答えるのがベストなのか? 「最強の言い訳」をマイナビニュース読者に聞いてみました。※調査期間:4月17日、マイナビニュース読者の男女2,000人対象
GWを予定なく過ごした人の割合
予定がないままGWを過ごした経験のある人は83.4%、ない人は16.6%となりました。思った以上に、予定なく過ごした経験のある読者は多い印象です。それでは、具体的な言い訳を紹介します。
無難な言い訳
もっとも多かったのが、実家に帰ったり、家族や身近な友人たちとゆっくりと過ごしたりする「無難な言い訳」です。
「『友人が地方から出てくるので東京を案内する』と言う」(58歳男性)、「出かける予定があっても『家でゆっくりする』と言っておけば、ねたまれず、角も立たない」(43歳男性)、「旅行というといろいろ聞かれると思ったので、『親戚の家に行く』と答える」(46歳男性)、「実家でバーベキュー」(32歳男性)、「愛犬と思いっきり遊ぶ」(48歳女性)。
1人で過ごすわけではないものの、派手に出歩くわけでもないという説明なら、相手に自慢にもならず、「非リア充」な印象も与えず、好感度が高そうですね。
ぼっちをポジティブに楽しむ言い訳
お次は、たとえ1人であっても、あえて「ぼっち」をポジティブに楽しむ言い訳の仕方。心身を休めたり、趣味やまとまった休みでないとできないことをしたり、用事を済ますことで、連休をリフレッシュする期間に充てるという言い訳です。
まずは女性の意見をみてみましょう。「家でくつろぎながら趣味に没頭したり、身体を休めたりする」(60歳女性)、「自宅の庭でガーデニング三昧」(66歳女性)、「本を読み、たまった録画ドラマを観たい。引きこもり、暗いと思われることを避けるため、『どこかへ行っても渋滞だし、高いし、お金ないからさー』と前置きしておく」(47歳女性)、「自転車であちこち見て回る」(50歳女性)などがありました。
続いて男性の意見です。「『予定はないのでリフレッシュする時間に充てたいと思います』というのが無難」(60歳男性)、「いつも仕事で疲れているので、自宅でゆっくり本でも読みながら過ごそうと思っている。また趣味の写真を撮りに近くに行ってみたい」(67歳男性)、「数回近場に出掛ける。どこへというと突っ込まれるから、数回とすると聞いてこない」(43歳男性)、「家の掃除と衣替え」「使わない物の棚卸しとフリーマーケットへの参加」「溜まった本の読書三昧」(50歳男性)、「断捨離。普段じっくりできないことをする」(62歳男性)、「PCのリカバリ。時間も掛かるし途中で止められないので、他の予定を入れられなくて済む」(40歳男性)など、普段できない片づけやパソコンのメンテナンスなどがあります。
率直に答える
一方、意外に多かったのが、「率直に答える」という人。例えば、次のようにそのまま答えてしまえばいいそうです。
「寝るんですと答えたら、確かに予定だなと笑ってもらえた」(46歳男性)、「別に恥ずかしいことではないので、正直に予定はないと答える」(47歳男性)、「『まだ決まっていない』というのが一番」(51歳男性)、「ベストな言い方など考えずに、素直に予定は何もないと言う」(55歳女性)。
確かに、たとえ大型連休に予定がなくても、引け目に感じる必要も、誰に気を遣う必要もないことですね。とはいえ、どうしても恥ずかしいと感じて真実がいえない人は、「飛行機の予約が取れなかった」(39歳女性)のように、不可抗力のせいにしてしまう手も。
その他、ポジティブ・アクティブな言い訳としては、「図書館に行って本を読む」(44歳男性)、「5月のTOEICに向けて勉強」(29歳女性)、「資格取得のための勉強をする」(56歳男性)など、「自分磨き」に時間を費やすという言い方もアリ。
「ボランティア活動」(37歳女性)、「田植え」(47歳女性)などさらに斜め上を行く言い訳も挙がりました。
以上、ゴールデンウィークに予定がないことへのマイナビニュース読者の言い訳集。他人に予定を聞かれた際の回答例として参考にしてみてください。