満員電車で着信が……どう対応するのがベスト? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

混雑した電車に乗っているときの着信、困りますよね。車内での音声通話はマナー違反というだけでなく、ほかの人に会話を聞いてほしくないこともあり、とっさの反応に躊躇してしまいます。しかし、放っておけば呼び出し音やバイブレーションは鳴り続け、なんとも落ち着かない気分になります。

そんなときのベストの対応は、「テキストメッセージで返信」ではないでしょうか。固定電話からの着信はともかく、携帯電話/スマートフォンなど文字ベースのデータを受信できる端末からの着信であれば、こちらの状況を手短に相手へ伝えられます。

「テキストメッセージで返信」は、着信画面で「メッセージを送信」ボタンをタップして送信手続きを開始します。呼び出し音が鳴っているときにタップすると、「現在電話に出られません」に「向かっています」、「あとでかけ直します」と「カスタム...」という4つの選択肢が表示されます。最後の「カスタム...」は入力作業を伴うため急な場面には使えませんが、前3者の定型文ならば一瞬で選択できます。

この機能は、電話の着信画面から「メッセージ」アプリの機能が呼び出される形で実行され、iPhoneにはiMessage(Appleが運営する無料のショートメッセージサービス)、それ以外の端末にはSMSで送信されます。

相手にどのように伝わるかですが、長く呼び出し続けるより、留守番電話に誘導されるより、テキストメッセージを送信されるほうが印象はいいという人は少なくありません。あらかじめ用意されているテキストメッセージが気に入らない場合には、『設定』→「電話」→「テキストメッセージで返信」画面で編集できますから、自分好みに変えてもいいでしょう。