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【この記事のエキスパート】
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師:玉利 紗綾香
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。
その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。
現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。
無調整豆乳に糖分や塩分などを加えて飲みやすく調製したもの「調製豆乳」の選び方とおすすめの商品をご紹介! おいしい飲み方やアレンジレシピ、実際に飲んだ方の口コミなども掲載しています。健康志向の方やダイエット中の方は要チェックです!
「調製豆乳」とは? 「無調整豆乳」との違いは?
豆乳には「豆乳(無調整豆乳)」「調製豆乳」「豆乳飲料」があり、「大豆固形分」と呼ばれる製品から水分を取り除き、残った大豆成分の割合でそれぞれ分類されます。
※「無調整」と「調製」で「整」「製」の字が違います!
調製豆乳を選ぶ前に、それぞれの違いをおさえておきましょう!
豆乳(無調整豆乳)|濃厚な大豆の味わいが楽しめる
大豆と水だけのシンプルな材料で作られた豆乳。油脂や塩分、糖分などが加えられていない、大豆固形分が8%以上のものが無調整豆乳に分類されます。
大豆の濃厚な味わいが特徴で、加熱してにがりを加えれば自家製豆腐もつくれるのがポイント。一方で、大豆そのものの味がするので、人によっては飲みにくいと感じることもあります。甘くない豆乳が好きな人や、牛乳の代わりに料理に使いたい人にぴったりです。
健康のためにはこちらもぜひ飲んでいただきたいです。下記の記事から、おいしい無調整豆乳を見つけてみてくださいね。
調製豆乳|甘さ控えめながらマイルドで飲みやすい
無調整豆乳に糖分や塩分などを加えて飲みやすく調製したものが、調製豆乳です。大豆固形分が6%以上含まれ、油脂や塩分、糖分などの調味料が加えられています。大豆の栄養もほどよく残っており、飲みやすさと栄養のバランスがよい豆乳です。
無調整豆乳のクセが気になる人で、豆乳に含まれる栄養もほどよく摂取したい人は、調製豆乳を選びましょう。
豆乳飲料|さまざまなフレーバーがある
大豆固形分が4%以上で、調製豆乳に果汁やフレーバーなどの味付きをした、飲みやすくなっているのが豆乳飲料です。
フルーツの味や甘さが感じられ、豆乳のクセが苦手な人でもおいしく飲めるのがポイント。最近では、さまざまなフレーバーの豆乳飲料が市販されており、味に飽きやすい人でも無理なく飲めます。
ただし、無調整豆乳や調製豆乳よりも大豆の栄養価は少なくなっており、カロリーも高いです。
豆乳に含まれる栄養素や効果とは?
豆乳にはたくさんの栄養素が含まれています。そのなかでもよく耳にするのが、タンパク質、レシチン、イソフラボンなどです。ここでは、なぜ豆乳が健康意識の高い方におすすめなのか詳しく説明していきます。
毎日摂取したい「タンパク質」が豊富
人間の体に必要不可欠な栄養素のひとつで、筋肉や血液、髪の毛などをつくる「タンパク質」が豊富に含まれています。
タンパク質は肉やプロテインなどから摂取することができますが、毎日豆乳を飲むことは手軽にタンパク質を摂取できる方法としておすすめです。一日のタンパク質の摂取量の目安としては、男性は60g、女性は50gとなっています。
豆乳を毎日の食事に取り入れて、良質なタンパク質を日常的に摂取するように心がけてみましょう。
必須脂肪酸が多い「大豆レシチン」にも注目
豆乳には「大豆レシチン」といった必須脂肪酸が豊富な栄養成分も含まれています。こちらの栄養素はコレストロールを含まない特徴があるため、健康維持に最適です。
脂溶性ビタミンや脂肪酸などを包み込んで吸収をサポートしてくれるので、こちらの栄養素も注目してみてくださいね。
女性の健康維持におすすめな「イソフラボン」
女性が気になる美容に効果が期待できるイソフラボンは、昔から注目されている栄養素のひとつです。イソフラボンは女性ホルモンとよく似た働きをするので、女性の健康維持におすすめです。
大豆製品を毎日たくさん摂取するのは大変ですが、豆乳であれば手軽に摂取できるので、この機会に豆乳を定期的に飲んでみましょう。
ビフィズス菌のサポートをする「オリゴ糖」
オリゴ糖は、おなかのなかのビフィズス菌や乳酸菌のエサになります。オリゴ糖を毎日取り入れてそれらをサポートすることで、より健康的な毎日を送れるでしょう。
腸内の環境を良好に保つビフィズス菌は、運動不足や偏食などで減ってしまいます。健康志向の方は、毎日の食事に豆乳を取り入れるだけでなく、食事のバランスや運動の頻度も見直してみましょう。
健やかな肌に欠かせない「ビタミン類」
豆乳には、ビタミンEやビタミンBなど、さまざまな種類のビタミン類も豊富に含まれています。美肌を目指す人はもちろん、ビタミン不足が気になる人も、豆乳から摂取することができるのがうれしいポイントです。
調製豆乳の選び方
健康や美容、ダイエットなど、さまざまな目的で多くの人に飲まれている豆乳。この記事では、豆乳の種類のなかでも飲みやすい「調製豆乳」の選び方をご紹介します。
上記で豆乳の種類と違いを説明しましたので、ここからは商品を選ぶ基準などを解説していきます。おいしい調製豆乳を見きわめるためにチェックしておきましょう!
ポイントは下記。
【1】原料の大豆、成分を確認して選ぶ
【2】カロリーや脂質をチェックして選ぶ
【3】飲み方、使い方で容量を選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】原料の大豆、成分を確認して選ぶ
「健康に役立てたい」「食生活を改善したい」という目的で、豆乳を飲まれる方もいるのではないでしょうか。そんな人ほど質のよい豆乳を選びたいですよね。
そこで大切なのが、「素材」を見ながら豆乳を選ぶこと。大豆の生産方法や、内容成分をチェックすることで、質のよい豆乳が選びやすくなります。「オーガニック」「有機大豆使用」「添加物不使用」「遺伝子組換えでない」「非遺伝子組換え」など、各商品によってこだわりもさまざまです。
パッケージの記載も参考にしながら、イメージに合った豆乳を選んでみてください。
●栄養成分表示でチェックできるものの例
カロリー(熱量)、脂質、コレステロール、レシチン、大豆サポニン、イソフラボン
●商品パッケージでチェックできるものの例
大豆の産地、遺伝子組み換えかどうか
【2】豆乳のカロリーや脂質をチェックして選ぶ
調製豆乳は無調整豆乳に砂糖や塩、油などを加えてあるので、無調整豆乳よりも飲みやすくなっています。その分、無調整豆乳よりもカロリーや脂質がやや高くなっています。
カロリーなどを気にする方は、商品ごとのパッケージを確認して比較してみるとよいでしょう。
【3】飲み方、使い方で容量を選ぶ
豆乳は開封したあと傷むのが早いです。自分の生活スタイルに合わせて豆乳の商品の容量を選びましょう。
たとえば、仕事場などで手軽に飲みたい人や、豆乳初心者で味に慣れたい人は、飲みきりサイズの200mlが便利です。大容量を選ぶと飲み切れなくなる可能性があるので、ムダにしないためにも少量からはじめてみてください。
毎日豆乳を飲んだり、料理やお菓子作りに豆乳を使ったりなど、使用頻度が多い人は惜しみなく使える1,000mlがおすすめ。最初は量が多く感じるかもしれませんが、意外とあっという間に消費できてしまいます。ぜひ適切な容量で豆乳をお楽しみください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)