◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター:坂口 愛
「片付けなくてもいい住まいの収納計画」DRAWER DESIGN坂口愛です。
日々の片付けに追われることがない住まいと暮らしのアイデアを探求し「幸せな笑顔・夢の実現」をコンセプトに独自のロジックによる「必ず片付く数の法則」「片づけなくてもいい住まいの収納計画」を提案。保有資格は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター・ライフスタイルプランナーを保有。 住まいづくりと経験を活かした暮らしに彩を与えるエッセンスをお伝えしています。セミナー講演、収納モデルルーム設計など、全国にて活動中。
大事な靴を汚れから守る防水スプレー。雨のなかを歩くことが多い季節はとくに防水効果を期待したいところですよね。この記事では、防水スプレーの選び方とおすすめ商品、防水効果を高める使い方についてご紹介します。
靴用防水スプレーの必要性
雨や雪の日に外出すると衣服や鞄、靴などに水分が侵入してしまいますが、それを防ぐのが防水スプレー。出かけるまえにスプレーしておけば水分をしっかり弾いてくれます。
目的別にいろいろな種類の防水スプレーがありますが、外出のときに適しているのが靴用防水スプレー。濡れた靴を履いていると夏は蒸れて不快に、冬は体温が下がって凍えることも。
靴用防水スプレーがあれば、快適に歩けるだけでなく、靴の汚れ防止に役立つというメリットもあります。
スプレーの成分と相性のいい素材
靴に防水スプレーをかけておくと、水や雨、ほこりなどから靴を守ってくれます。悪天候時の外出やアウトドアスポーツの時などに、助かりますよね。
お気に入りの靴を長もちさせるのにとても便利な防水スプレーですが、靴の素材によっては使えるものと使えないものがあるので注意が必要です。
通勤で使う革靴やスニーカー、子どもの靴など、どのような靴に防水スプレーを使いたいかによって、防水スプレーの種類を選びましょう。
シリコン系|雨靴ぴったり(※革製品は注意)
シリコン系の防水スプレーは、雨靴など濡れることが多い靴にぴったりです。撥水性シリコン樹脂を主成分に作られており、スプレーしたところをシリコンの膜でおおって、水や油をはじきます。繊維に少ししみこむため持続性が高いです。
一方で、革製品などはシリコンが繊維にしみこむことで変色してしまうことがあるので、注意しましょう。
フッ素系|幅広い靴に使いやすい
スニーカーから革靴までさまざまな靴に使いたいのであれば、フッ素系の防水スプレーを選ぶとよいでしょう。フッ素系の防水スプレーは、名前のとおりフッ素樹脂を主成分にしたスプレーで、素材の表面についたフッ素樹脂が水や油を繊維にしみこませません。
ただし、摩擦や汚れで落ちやすいので、こまめに塗りなおすようにしましょう。
専用タイプ|革のみ、スエードのみなど
革靴など、変色が気になる場合は、その素材専用の防水スプレーを使いましょう。とくにスエードやヌバックなどの起毛革の場合、防水スプレーの成分によってはシミができてしまうことがあります。大事なスニーカーなども、靴を傷める原因になることがあるので、それぞれの素材専用に作られた防水スプレーを使いましょう。
専用タイプの防水スプレーのなかには、その素材の特徴に合わせた成分が配合されているものもあります。革用の防水スプレーの場合、革をやわらかくたもつ成分が配合されていたりするので、ぜひそのほかの成分にも注目してみてください。
靴用防水スプレーの選び方
ここからは、靴用防水スプレーの選び方をご紹介します。ポイントは下記。
【1】速乾性の高さ
【2】効果の持続性
【3】容量
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】速乾性の高さをチェック
たとえば買ったばかりの白いスニーカーに汚れ防止の目的で使用する場合は、撥水効果の高い商品がおすすめです。しかし、撥水効果の高い商品は乾燥に時間がかかるため、出かける直前に使用しても防水スプレーの効果を充分に発揮することが難しくなります。また、防水スプレーの効果を高めるにはスプレー後、直射日光に当てないなど乾燥条件を守ることが大切です。
出かける直前や外出時に使いたい方は、速乾性のある商品を選びましょう。ただし、こまめに使用したほうが効果も高まります。
防水スプレーの乾燥時間は商品によって違いますので、どの靴にどんな効果をもたらしたいのかで商品を選ぶと失敗も少ないでしょう。
【2】効果の持続性をチェック
靴用防水スプレーを選ぶときの大事なポイントは、防水の効き目がどのくらい続くかということ。少しでも長持ちするほうが、雨や雪の日にも長く水よけになるので便利です。とくに梅雨のように長雨が続くシーズンには防水の効き目が長い方が使いやすいでしょう。
メーカーが公表している撥水効果の持続時間をチェックしてから、製品を選ぶようにしてください。
【3】容量をチェック
たくさんの靴に防水スプレーしたり、2回以上重ねてスプレーしたりするときは、大容量タイプのものを購入するとよいでしょう。左右の靴にまんべんなく、数回ずつスプレーするとなると、それなりの量が必要です。少ない容量の靴用防水スプレーだと足りなくなってしまうことも珍しくありません。
家族で靴用防水スプレーを使う人や、たくさんスプレーする人は、大容量タイプの防水スプレーのほうがコスパが高いです。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
防水スプレーの成分によっては、靴の素材に合わないものがあります。お気に入りの靴を守るためにも、お手もちの靴の素材を確認してから選ぶことが大切です。
そして乾燥時間も必ずチェックしましょう。雨の日のお出かけに防水スプレーを使いたいと思っても、乾燥時間の長い商品だと使うことはできません。また、適切な乾燥をしないと防水スプレーそのものの効果が得られなくなりますので、購入前には、シンプルにこれらのポイントをおさえて選んでいただくことをおすすめします。