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【この記事のエキスパート】
インテリアスタイリスト:窪田 俊
ハウスメーカーでリフォーム業務に携わった後、家具屋でコントラクト事業部を立ち上げる。店舗や住宅の家具を中心としたインテリア用品の卸から住宅店舗のリノベーション、シェアハウスやモデルルームのインテリアコーディネート、スタイリングまで幅広く業務を行う。
家具屋を退職後、インテリアスタイリスト として独立。
広告・カタログ、雑誌のインテリアスタイリングを中心に活動をしている。モデルルームなどのインテリアコーディネートやデコレーションなど空間演出も手がける。
近年はインテリアに関するコラムなどの執筆、セミナー講師などの活動も行っている。インテリアスタイリング協会講師
家具のなかでも、高級感が漂う革製のソファ。しっとりとした肌ざわりで破れや傷に強く、お手入れを続けることによって長持ちさせることができます。この記事では、革製ソファの選び方とおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
革製のソファの選び方
それでは、革のソファを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記の6点。
【1】革の種類
【2】保証期間
【3】カラー
【4】革の大きさ
【5】カウチ部分の長さ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】革の種類をチェック
革の種類には、本革と合成皮革(合皮)があります。それそれの特徴を紹介いたします。
▼本革で経年変化を楽しむ
本革の魅力はやはり高級感ですが、しっとりとした肌触りで、通気性もよいので、夏でも過ごしやすいというのも特徴です。
また本革なので、座っているところもだんだんと馴染んできますし、擦れた革が色落ちして、雰囲気が変化していく様子も楽しめます。経年変化を楽しめる人であれば、自分だけのソファとして愛着が沸いてくることでしょう。
ただし、本革は水や汗に弱いため、専用クリームなどで定期的なメンテナンスをする必要があります。メンテナンスがしっかりできていれば長く快適に使うことができる本革タイプがおすすめです。
▼合成皮革でリーズナブルにレザー感を楽しむ
合皮ソファーも、レザーソファーの質感や見た目を楽しめます。水拭きや洗剤が使えるので、子供が食べ物やジュースをこぼしても、掃除が簡単にできます。
デザインもバラエティ豊かで、なによりリーズナブルな価格が魅力です。しかし、合成皮革の素材は頑丈ではないためボロボロに傷みやすく、本革ソファーが10年と言われていますが、合皮は5年〜7年と使える寿命が短い傾向にあります。
【2】保証期間をチェック
革のソファは高額になりますので、長めの保証がついている商品が望ましいです。大切に使っていても、なにかの拍子で革が汚れたりキズついたり、また革以外の部品が壊れてしまうことだってあるでしょう。そういった場合でも、保証のついているソファであれば、修理対応をしてくれます。
もちろん保証期間内という条件がついてきますが、せっかく購入したすてきなソファだからこそ、長く使うためにも保証付の商品を選んでみてもいいのではないでしょうか。
【3】カラーをチェック
【エキスパートのコメント】
革製のソファにはさまざまな色のバリエーションがあります。置くだけで存在感があるので、ソファを置く部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
ビンテージ感のある空間なら、濃い茶色や赤茶色の革を選ぶのがおすすめ。ナチュラルなカフェっぽい空間なら、ベーシックな茶色やキャメルなどの色が周りの雰囲気になじみやすいです。
また男性っぽいかっこいい空間ならブラック、女性っぽい空間ならホワイトやアイボリーがおすすめです。
【4】革の大きさをチェック
【エキスパートのコメント】
革のソファを選ぶ際には、革の大きさもチェックするのを忘れないようにしましょう。革は1枚の面積が大きいほど価格が高くなります。革製ソファはとくに背もたれをチェックするようにしましょう。
背もたれに継ぎ目のある革のソファは、価格を抑えるために小さめの革を数枚使っています。費用は抑えられますが、デザイン的に少し見劣りがするというデメリットも。逆に背もたれに継ぎ目がなく、1枚の革で構成されているものは価格が高くなりますが、贅沢に革を使用しているので高級感もありデザイン性も高いです。
【5】カウチ部分の長さをチェック
カウチソファであれば、カウチ部分の長さをチェック。自分の身長を考えて、足を延ばしたときにくつろげる長さかどうかを確認してください。目安の長さとしては、座面部分が110㎝~130㎝ほどあれば、足を延ばせる方が多いです。一方で身長の高い方には、150㎝以上をおすすめします。
思っている以上にカウチソファは部屋の場所をとります。部屋に占めるカウチソファ割合が大きいと思った以上に圧迫感をもたらすことも。部屋のバランスも考えて購入を検討してみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)