東映の塚田英明プロデューサー、大森敬仁プロデューサーらが手がける新プロジェクト「東映ムビ×ステ」の第一弾、映画『GOZEN -純恋の剣-』(2019年7月5日公開)のポスタービジュアルと予告編が公開された。

本作では、幕府の隠密・青山凛ノ介に本作で初の時代劇に挑戦する犬飼貴丈(『仮面ライダービルド』『獣になれない私たち』『なつぞら』)をはじめ、凛ノ介と運命の恋に落ちる府月藩筆頭家老の娘・神谷八重に優希美青(『ママレード・ボーイ』『うちの執事が言うことには』)。凛ノ介を隠密と疑い八重との縁談を進め「御前試合で勝てば八重をくれてやる」と挑発する残忍な府月藩士・寺脇甚八郎(てらわきじんぱちろう)に武田航平(『仮面ライダービルド』)が扮している。

本作のタイトルにもなっている「御前試合」には、犬飼貴丈・武田航平のほか、望月八弥斗(もちづきはやと)役に矢崎広(ミュージカル「薄桜鬼」「ジャージー・ボーイズ」)、結城蔵人(ゆうきくらんど)役に前山剛久(「舞台『刀剣乱舞悲伝』結の目の不如帰」)、郷田半左衛門(ごうだはんざえもん)役に井澤勇貴(映画・舞台『MESSAIAH PROJECT メサイア・プロジェクト』)、田宮源三(たみやげんぞう)役に松本寛也(『特命戦隊ゴーバスターズ』)、白河三太夫(しらかわさんだゆう)役に井俣太良(『仮面ライダードライブ』)、流狂四郎(ながれきょうしろう)役に元木聖也(『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』)の8人が出場する。

また、町医者として潜伏する隠密・真咲一馬(まさきかずま)役に久保田悠来(『仮面ライダー鎧武/ガイム』)、凛ノ介が府月藩で身を隠す赤松道場の師範代・赤松兵庫(あかまつひょうご)役に小野塚勇人(『仮面ライダーエグゼイド』)、幕府への謀反を企てる府月藩の藩主・望月甲斐正(もちづきかいのしょう)役に波岡一喜(『探偵はBARにいる』シリーズ、『仮面ライダー鎧武』)が出演している。

なお、2019年9月、東京・大阪にて上演する舞台『GOZEN-狂乱の剣-』では、矢崎広が演じる藩主と同じ姓を持つ謎の傾奇者・望月八弥斗(もちづきはやと)を主人公として、この府月藩をめぐる壮大な物語が描かれる。

『GOZEN -純恋の剣-』あらすじ

幕府の隠密・青山凛ノ介は、幕府への謀反を企てている疑惑がある府月藩に潜入していた。その証拠となる書状が筆頭家老・神谷眞三郎の元にあるという情報を掴んだ凛ノ介は、神谷が参列する祭りに出かける。そこで美しい娘・八重と出会う。二人は瞬間的に惹かれ合うが、八重は他ならぬ神谷の娘であった。心を乱しながらも隠密としての使命を全うしようとする凛ノ介だったが、凛ノ介を隠密と疑う府月藩士・寺脇甚八郎が神谷と手を組み、八重との縁談を進め「御前試合で勝てば八重をくれてやる」と挑発する。だが、それは隠密たちを炙り出して公開処刑するため、藩主・望月甲斐正が企んだ死の宴であった――。

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