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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。

アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。

フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。


釣った魚の鮮度をたもつために必要不可欠な「クーラーボックス(フィッシングクーラー)」。シマノやダイワをはじめ人気メーカーから、小型・大型、高保冷力、座れる堅牢性など多数のモデルが発売されています。そこでこの記事では釣り用クーラーボックスの選び方とおすすめ商品を紹介します。

容量や保冷力、機能にも注目!
釣り用クーラーボックスの選び方

「釣りに便利なクーラーボックスの選び方がわからない」という人もいるでしょう。山岳写真家でアウトドアのエキスパートである新井裕介さんに教えてもらったことをもとに、釣りクーラーボックスを選ぶときのポイントをご紹介します。今後のアイテム選びにきっと役立つはずです。

釣る魚と場所を考慮してサイズを選ぶ

釣る魚と場所によって適切なクーラーボックスのサイズは異なります。さまざまなサイズのクーラーボックスから釣る魚と場所を考慮して選びましょう。

小さな魚を堤防で釣るなら20L未満のサイズ

出典:Amazon

堤防から小さな魚を釣るときは、20L未満サイズのクーラーボックスがよいでしょう。このサイズのクーラーボックスは軽いため、女性でも持ち運ぶことができます。

アジやメバルなどの小さな魚を釣る場合でも船で沖に出て釣るとき、堤防からでも大きな魚を狙うときはもう少し大きなサイズのクーラーボックスを持って行く方がよいでしょう。

小型~中型の魚で場所を選ばない20~39Lサイズ

小さな魚から中型の魚まで使えるのが20~39Lサイズのクーラーボックスです。堤防から船釣りまで釣る場所を問わずに使えます。

さまざまなシチュエーションに使えるのではじめてクーラーボックスを購入する方は、中型サイズを選んでおけば間違いないでしょう。中級者以上の方もこのサイズのクーラーボックスをひとつは持っていれば、使い勝手がよいため便利です。

本格的な船釣りには40L以上のサイズ

本格的な船釣りに出かけるなら40L以上ある大型サイズのクーラーボックスを選ぶとよいでしょう。大型の魚を狙っているときには、もっと大きなクーラーボックスが必要となることがあります。

大型サイズのクーラーボックスは、持ち運びしやすいようにキャスターがついているなど工夫がみられるものが多いので、持ち運びにそれほど心配する必要はありません。

内寸と外寸の差に気をつけて選びましょう

クーラーボックスの内側には断熱材が入っているため、内寸と外寸に差があります。そのため、内寸サイズの確認を怠ると、クーラーボックスに釣った魚が入らない可能性があります。

クーラーボックスを選ぶ場合は、釣ろうとしている魚のサイズとスペック表の内寸を確認して、余裕をもって少し大きめのサイズのものを選ぶとよいでしょう。

断熱材の種類で保冷力が変わる!

断熱材の種類によって保冷力に違いがあります。それぞれの断熱材の保冷力を知ってからクーラーボックスを選びましょう。

安定した保冷力が期待できる発泡ウレタン

出典:Amazon

安定した保冷力を期待できるのが発泡ウレタンを使っているクーラーボックスです。発泡スチロールよりも保冷力が高く、お求めやすい商品が多い特徴があります。本格的に釣りを楽しみたい方も、はじめて釣りをする方も使いやすいでしょう。

発泡ウレタンの厚みが増すほど保冷力が高くなっていきますが、そのぶん重くなっていくため、自分の使用目的に合っている商品を選ぶように注意してください。

発泡スチロールは気軽に購入できる

出典:Amazon

お求めやすい商品をご希望の方は、発泡スチロールの断熱材を使用しているクーラーボックスがよいでしょう。破損しやすいですが気軽に買い替えることができる点が、発泡スチロール製の魅力です。

保冷力はそれほど期待できないため、気温が高い日に使うのは避けたほうがよいでしょう。保冷力の低さを補うために中に氷をたくさん入れて使ってもよいですが、魚があまり入れられなくなってしまうので気をつけてください。

高い保冷力に優れた真空断熱パネル

出典:Amazon

真空断熱パネルを使用しているクーラーボックスは内部を真空にしておくため、高い保冷力が期待できます。クーラーボックスを選ぶとき、保冷力を優先して選ぶ方に向いている材質です。

暑い日や長時間、魚をクーラーボックスないに入れておきたいときに使うとよいでしょう。しかし、真空断熱パネルは一部分が破損しただけで保冷力が落ちてしまうため、慎重に扱う必要があるので注意してください。

使いやすさもチェックしよう

誤ってせっかく釣り上げた魚が逃げてしまったりしないようなつくりになっているものや、キャスターがついているもの、椅子の代わりに使うことができる頑丈なものなど、クーラーボックスにも使い勝手がいいもの、そうでないものでわかれてきます。

釣りは準備が大切なスポーツです。容量だけでなく、こまかなところまでチェックするようにしましょう。

冷気が逃げにくい投入口つきクーラーボックス

出典:Amazon

投入口がついているクーラーボックスはフタ全体を開けずに魚を入れられるため、冷気が逃げにくく高い保冷力が期待できます。暑い日に使うのに向いている商品です。

ワンタッチで投入口が開けられる商品は、魚を入れるときに落としてしまう可能性は低いでしょう。保冷力が高いクーラーボックスがほしい方に、手に取って欲しい商品です。

頑丈なクーラーボックスは椅子の代わりとして使える

出典:Amazon

釣りはじっくり時間をかけて、魚がかかるのを待たなければいけないことが多いです。そのため、ずっと立って釣りをしていると足や腰に負担がかかります。しかし、頑丈なクーラーボックスなら椅子の代わりにも使えるため便利です。

座って破損することを避けるために、腰掛けても問題がないほど頑丈であるのかを確認してから座るようにしましょう。

タイヤ付きだと魚を入れたあとも持ち運びしやすい

出典:Yahoo!ショッピング

クーラーボックスは中身が入ると意外に重いものです。磯場や防波堤、船などで運搬しやすいものを選ぶのがいいでしょう。

大きめのハンドルやショルダーストラップがついていることはもちろん、運搬用のタイヤがあると便利。運搬方法や自身の移動手段に合わせた運搬機能がついたクーラーボックスを選択することで、快適な運用が可能になります。

掃除しやすいクーラーボックスを選ぶ

魚を入れたクーラーボックスは、持って帰ったあとはかなりのにおいがついています。においがつかないコーティングがされているものもありますが、放置しているとにおいが取れなくなるので、お手入れは大切です。

水抜き栓があると簡単に水を抜けるのでお手入れが楽に

出典:Amazon

クーラーボックスに水抜き栓がついていると、クーラーボックス内に大量に水が溜まってしまったとき、水を抜くことができます。クーラーボックス内の水を抜き冷やすと、釣った魚が暴れにくくなり内部が傷むことを防止できるでしょう。

また、水抜き栓があればクーラーボックスを洗うとき、ひっくり返して内部の水を流さなくて済むため楽になります。

フタが外せると洗浄がラク

出典:Amazon

クーラーボックスは、中に長時間魚を入れておくため、使っているうちににおいがつきやすいです。フタにも臭いがつくため、中を専用洗浄液を使って洗った方がよいでしょう。そのようなときフタを外せると楽に洗えます。

実際に洗ってみると、フタが取り外せないと非常に面倒であることがわかるでしょう。フタがかんたんに取り外せるにもかかわらず、密閉性・保冷性にすぐれているクーラーボックスも選びましょう。

クーラーボックスの人気釣りメーカー

釣りにおすすめのクーラーボックスは、釣具メーカーのものならまず間違いないでしょう。

ここでは、人気の2ブランドを紹介します。丈夫さ、使い勝手、掃除のしやすさなど、釣りのことを徹底的に考えた商品ばかりのラインナップです。きっと目的にあった商品を探すことができますよ。

ダイワ(Daiwa)

出典:Amazon

企業名は「グローブライド株式会社」。東京都東久留米市に本社を置くブランドがダイワです。ライフジャケットやリールをはじめほぼオールジャンルの釣り用品を発売していて、釣り愛好家には身近なメーカーのひとつです。

また、ダイワのクーラーボックスは、血液を運ぶ医療目的などにも活用されています。クオリティの高さは折り紙つきです。

シマノ(SHIMANO)

出典:Amazon

シマノは、ものづくりの国、日本のメーカーで、こちらもほぼオールジャンルの釣具を展開しています。シマノのクーラーボックスはラインナップが豊富で、イスにもなるモデルから、全面真空パネルを使用したモデルなど創意工夫に富んでいます。

用途にぴったりあった商品を見つけたい方はぜひシマノを検討してみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)