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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:秡川 寿美礼
設計事務所(株)木型屋のむすめの仕事部屋を経て、1998年に(有)エル・エル・プランニングを設立。
「ライフスタイルからインテリアをデザインする」という独自の発想と設計手法で、家具、カーテンなどのセ レクトから、造作家具やリフォームの設計まで、トータルなインテリア空間デザインを得意としている。インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャーの資格を持つ。
キッチンにあると便利な分別ゴミ箱。類別に分けて捨てられたり、キッチンをすっきり片づけられるのもメリットです。本記事では、キッチン用の分別ゴミ箱の選び方、ユーザーイチオシの商品、編集部のおすすめ商品を厳選しました。ニトリやケユカなどの人気商品もピックアップ!
スリムタイプ?スタッキングタイプ?縦型?
分別ゴミ箱の選び方
まずは、分別ごみ箱の選び方からチェックしていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】スペースに合うサイズを選ぶ
【2】ゴミ箱の容量をチェック
【3】ゴミの種類に応じて分別できると便利
【4】ゴミ箱の素材をチェック
【5】使い勝手や機能もしっかりチェック!
【6】デザインも大切
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
スペースに合うサイズを選ぶ
分別ゴミ箱を選ぶときにまずチェックするのは、キッチンに適したサイズかどうかです。一般家庭のキッチンの広さは限られています。キッチンに立って料理するときに邪魔にならない大きさのものを選んでください。
使い勝手がいいのは高さのあるゴミ箱です。50cmぐらいの高さがあれば、立ったままでゴミを捨てられます。気をつけたいのはシンク下に設置する場合で、フタを開けたときに当たらないかなどチェックして選びましょう。
ゴミ箱の容量をチェック
ゴミの容量は家族の人数などによって変わりますので、どのくらいの容量の分別ゴミ箱がいいのか一概に決められません。地域によって不燃ゴミや可燃ゴミの収集回数は決まっているので、1回で捨てるゴミの量を目安にしておおよその容量を決めましょう。
可燃ゴミを週に2回収集する地域なら、小さめの容量でも大丈夫。もし週に1回の収集なら、1週間分のゴミが入る容量のものを選びましょう。
ゴミの種類に応じて分別できると便利
ゴミには生ゴミ、ビン、カン、プラスチックなどいろいろな種類があります。分別ゴミ箱を選ぶときは、ゴミの種類に応じて分別できるものが便利です。たとえばキッチンは生ゴミが出やすいので、燃えるゴミと燃えないゴミに分別できるものを選びます。
空きビンやカン、プラスチックなどが多い場所に設置するなら、それぞれ分別して捨てられるゴミ箱があると便利です。
またひとつのゴミ箱に何種類ものゴミを分けて捨てるほどのスペースはないので、2つ袋をかけられたり、少量のゴミをまとめて入れておけたりすると助かります。
ゴミ箱の素材をチェック
分別ゴミ箱の素材はプラスチック製とステンレス製のものが多いので、それぞれの特徴やメリットについて説明します。選ぶときの参考にしてください。
プラスチック|軽くて扱いやすい
プラスチック製の特徴は軽くて扱いやすいことです。ゴミを入れたまま持ち運びできるので、手軽に使いたい場合にはぴったり。容量が20L前後のサイズでも重さは1kgほどです。フタを外せるものが多く、水洗いすれば清潔感を保てます。
ただし軽いぶん耐久性はやや低め。ぶつけたり落としたりすると割れることがあります。また耐熱性も低いため、ガスコンロなど火気の近くには置けません。
ステンレス|丈夫で耐久性がある
ステンレス製の特徴は耐久性が高いので長く使えることです。プラスチック製より重量があるため、どっしりと安定感があり、高さのあるタイプでも倒れません。サビに強いので水回りの近くに設置でき、見た目の高級感を求める方に向いています。
重量があり気軽に持ち運びできないので、定位置に置いたまま使用するには便利。中身が洗いやすいように、外して洗える内箱つきの製品を選ぶとよいでしょう。
使い勝手や機能もしっかりチェック!
日々使う分別ごみ箱は、使いやすさがかなり重要!こまかいポイントもしっかり確認しましょう。
生ごみには消臭・抗菌加工のものを
キッチンでは生ゴミが出やすいので、夏場などはニオイや雑菌の繁殖が気になります。このような場合は消臭・抗菌加工されたキッチン用の分別ゴミ箱を選んでください。ニオイの発生を防ぐだけでなく、雑菌の繁殖を抑えるので衛生的に使えます。
本体の内側にプラスチック製のペールがついていると、それだけ取り外して丸洗いできるので生ゴミ用のゴミ箱には便利です。
フタが開けやすいものを選ぶ
料理の途中などでゴミを捨てたいときに便利なのが、足で踏んでフタをあけるペダル式です。手が濡れていても足だけでフタをあけられます。このように使いやすさを重視するなら、フタがあけやすいかもチェックしてください。
同じようなタイプに膝や太ももでタッチすればフタが開くゴミ箱もあります。ステンレス製で多いのがセンサータイプ。手をかざすだけでフタがあきます。
キャスター付きだと移動させやすい
容量の大きな分別ゴミ箱はプラスチック製でも重たくなります。そのようなときにあると便利なのがキャスターです。キャスターつきならキッチンからゴミを取り出す場所までかんたんに移動できます。
またキッチンなど狭いスペースに置く場合、キャスターつきならすぐ移動できるので使い勝手の面でもマルです。必要なときに身近に置いておけます。
スタッキングタイプや連結タイプが便利
狭いスペースに複数の分別ゴミ箱を置きたいときに便利なのが、上に重ねられる「スタッキング」タイプの商品です。縦に積み重ねて置けるので、キッチンのデッドスペースを有効活用できます。
スペースに余裕がある場合は、連結機能つきの分別ゴミ箱が便利です。しっかり連結すればゴミ箱を固定できて、カラーなどの配置によって見た目もきれいに、スマートに置けます。
袋止めがついているか確認
分別ゴミ箱を選ぶときに忘れがちなのが、ゴミ袋の取り付け方法です。実際に使ってみると、ゴミ袋の着脱によって使い勝手のよさが変わることに気づかれるでしょう。選ぶときはゴミ袋がしっかり固定できる袋止めつきを選んでください。
袋止めがあるとゴミ箱から袋の端がはみ出にくく、見た目がきれいに収まります。セットがしやすく、取り外しもスムーズにできるので便利です。
デザインも大切
分別ゴミ箱はゴミを捨てるためのアイテムなので生活感が出やすく、汚れても仕方ないと思いがちです。しかし、いろいろなカラーやデザインのものがあるので、おしゃれ感のあるものを置けばキッチンの雰囲気も一変します。
スタイリッシュなキッチンにはシャープなデザインを、カントリー調のキッチンにはナチュラルなデザインのものがぴったりです。またインテリアにこだわるなら、カウンターやワゴンに収納できるタイプなども楽しいでしょう。
インテリアコーディネーターからアドバイス
キッチンにはフタ付きがおすすめ
【エキスパートのコメント】
キッチンに充分なスペースがない場合には、一度キッチン内のものの量や収納方法を見直して、スペースを確保することが必要です。
ゴミ袋を床に置いたり、キッチンの収納扉に引っ掛けているという例も見受けられますが、キッチン作業がやりづらくなり、生ゴミの水分が漏れて床を汚したりゴキブリを呼んでしまったりする原因にもなりますので、フタ付きのゴミ箱を設置することをおすすめします。