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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
家具の組み立てや車の修理、DIYに欠かせない工具がモンキーレンチ。ボルトやナットの開け閉めに欠かせないアイテムです。本記事では、モンキーレンチの選び方と注意点、さらに厳選したおすすめ商品をご紹介しています。
モンキーレンチとは
DIYをする方にとって大切なのが工具類です。いろいろな工具のなかでもとくに便利なのがモンキーレンチ。ボルトやナットの開け閉めに欠かせないアイテムです。
モンキーレンチがひとつあれば自動車や自転車の整備にも使えますし、水道修理などさまざまなシーンで活躍します。モンキーレンチは便利な万能工具ですが商品によって特徴や使い勝手が異なるので、使用用途に合わせて選ぶ必要があるでしょう。
モンキーレンチの選び方
それでは、モンキーレンチの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】幅調整が可能かどうか
【2】握りやすさ
【3】重量
【4】作業内容
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】幅調整が可能かどうかチェック
モンキーレンチには、本体の上部分にレンチの幅を調節するギアがついているのが特徴です。そのギアを調節して締める(緩める)作業を行ないます。
調節できる幅は製品によって異なるので注意が必要です。モンキーレンチの用途がすでに決まっている場合は、扱うボルトやナットのサイズに合った幅調節が可能なものを選びましょう。
本体上部にあるギア(ウォームギア)の調節がしやすいモンキーレンチを選びましょう。力を入れなくても回る、または勝手に回らないものがよいです。軍手をはめたままでもウォームギアを調節できるものもあります。
(★)レンチ幅が維持されるかも重要!
モンキーレンチの幅をナットにあわせて回しているときに、レンチの幅が固定されないとうまくナットをしめられません。回しているときにウォームギアがぐらつかずに、固定されているものを選びましょう。
ウォームギアがぐらついてしまうと、レンチ幅が少しずつ開いてしまいナットをうまく回せなくなります。ウォームギアがすべて開いてしまうとナットをしめられません。回していてもレンチの幅がずれないものを選びましょう。
【2】握りやすさをチェック
モンキーレンチは、本体をしっかりと握り込み、ボルトやナットなどを締めつける工具です。力を込めて締めつけることができるかが重要なので、本体の握りやすさはチェックしておきましょう。
握りづらい形状だったり、手になじまなくて力が入れづらかったりすると、しっかりと締めつける作業ができません。
レンチの持ち手はまっすぐのほか、持ちやすいようにカーブになっているものや、ゴムのグリップがついているものもあります。
【3】重量をチェック
モンキーレンチの材質には一般的にクロームメッキやバナジウム鋼 、カーボンスチールなどが使われます。材質により重さが異なるほか、製品によって本体の柄の長さもマチマチです。しっかりと締めつけるためには、テコの原理を利用しやすい重さかどうかをチェックしてください。
また、サイズが大きすぎても狭い場所での作業が難しくなるので、作業する場所に合わせた大きさや長さ、重さのものを選びましょう。
【4】作業内容をチェック
モンキーレンチの特徴は汎用性があること。いろいろな用途に使えますが、どのような作業をするかによってサイズを選ぶ必要があります。
水回り、ガス、エアコンなどの作業にはレンチの開口寸法が30mm以上の大きさで、手のひらに収まるショートタイプが適しています。小さなボルト・ナットを開け閉めする作業では、先端が薄型でコンパクトなモンキーレンチが使いやすいです。
選ぶときは作業工程を考えて、扱いやすいかどうかをチェックしてください。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
モンキーレンチは、ギアによってサイズ調節ができる点が便利な工具です。ただし、力の入れ具合によってはレンチの先端部分がなめってしまうこともあるので注意しましょう。しっかりとした作りのモンキーレンチほど、なめりが少なく耐久性も高い傾向にあります。
どれくらいの頻度で使用するのかによって、価格が安いものを選ぶのか、耐久性のある高価なものを選ぶのかを検討してください。
人気メーカー・ブランドの特徴
モンキーレンチを選ぶときに参考になるのがメーカーです。おもなメーカーをご紹介しますので、選ぶときの参考にしてください。
ロブテックス
「ロブテックス」はモンキーレンチだけでなく、DIY用をはじめ電設用や建設用の工具を取り扱っているメーカーです。エントリーモデルからプロ仕様のものまで幅広いラインナップがそろっています。
「LOBSTER(エビ印)」というブランド名はロブスターからきており、腰が曲がるまで使えるという意味合いが込められ、それだけじょうぶな工具ということ。ハイクオリティなモンキーレンチがほしい方におすすめのメーカーです。
TOP工業
「TOP工業」は作業工具の総合メーカーです。一貫した自社による生産体制が特徴で、新潟県の三条市に本社があります。品質重視の「多品種少量生産」方式で製品を作り出しており、ユーザーにとって使いやすい製品作りをしているメーカー。
職人による綿密な手作業が人気を呼び、すべての製品について外観検査をおこなうなど品質管理に定評があります。
バーコ(BAHCO)
「バーコ」はスウェーデンの工具メーカーで、軽量性と耐久性のある「スウェーデン鋼」を使用しているのが特徴。世界的に知られているモンキーレンチのメーカーといわれています。
現在はアメリカの大手工具メーカー「スナップオン」の傘下になっており、家庭用から自動車整備用まで幅広い工具を製造。長く愛用できるモンキーレンチを探している方には要チェックのメーカーでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)