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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。
アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。
フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。
アウトドアにつきものの「蚊」から身を守ってくれる蚊帳(かや)。メッシュのサイズなどがそれぞれ違うため、数ある蚊帳のなかから何を選べばよいか迷ってしまいますよね。ここでは、アウトドアに最適な蚊帳の選び方とおすすめの商品をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
アウトドア用蚊帳とは
Sea to Summit『ナノモスキートピラミッドネット ダブル』:
【エキスパートのコメント】
蚊帳を使うシーンでは、タープやツエルトを利用することがほとんどです。蚊帳は、蚊やダニなど吸血性の昆虫や毒虫の侵入を防いで、快適に眠るための道具ですが、メッシュの目が大きいものでは昆虫の侵入を防ぎきれない場合もあります。
また、目がこまかすぎると密閉度が高くなり、暑さで寝苦しく感じることも。蚊帳を選ぶ際には、適切なメッシュのサイズを判断することが大切です。
アウトドア用蚊帳の選び方
それでは、アウトドア用蚊帳の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】タープと一体化しているアウトドア用蚊帳
【2】ソロキャンプにも便利なひとり用の蚊帳
【3】設営の方法と居住空間で選ぶ
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タープと一体化しているアウトドア用蚊帳
アウトドア用蚊帳にはいろいろな種類があります。各タイプごとの特徴をしっかり確認していきましょう。
▼開放感のあるタープタイプ
タープタイプのアウトドア用蚊帳は、スクリーンタープとも呼ばれています。タープの全面がメッシュになっているアイテムです。日陰を作って雨をしのげ、荷物置き場としても活躍するタープを使いつつ、虫除け対策ができます。
4~5人ほどの十分なリビングスペースを確保できる大きさがあるものも多いです。メッシュスクリーンをすべて巻き上げると、一般的なスクエアタープとしても使用できます。
▼設営がかんたんなドームタイプ
ドーム状の居住空間に、全面メッシュが採用されたアウトドア用蚊帳が、ドームタイプです。タープタイプよりも設営しやすいメリットがあります。ドームの大きさもさまざまあり、使用するシーンや人数に応じて選べます。また、タープタイプよりも風に強いのも魅力です。
リビングや就寝場所として使えます。ドームのパネルをフルオープンにすると開放的な眺めも楽しめます。
【2】ソロキャンプにも便利なひとり用の蚊帳
アウトドア用蚊帳には、ソロキャンプなどひとりで使用するときにも使いやすいものがあります。ひとり用のアウトドア蚊帳を紹介します。
▼蚊帳付きのワンタッチテント
かんたんに設営できるワンタッチテントは、ソロキャンプでも多く活用されるアイテムです。ひとり用のワンタッチテントに、全面メッシュで蚊帳仕様になっているものもあります。
収納袋から取り出して広げるだけで設営できるポップアップタイプから、フレームを組まずに設営できるワンタッチタイプまであります。収納もコンパクトにできるので、限られた荷物量に抑えたいソロキャンプでも活躍します。
▼リラックスできる蚊帳つきのハンモック
アウトドア用蚊帳のなかには、テントやタープのほかにもハンモックに蚊帳がついているものもあります。ハンモックの上部に蚊帳がついているので、ハンモックに揺られてリラックスしながら、虫対策ができます。
また、蚊帳の部分が自立しているのでハンモックが揺れるのを邪魔しないのも魅力です。ひとりでのんびりハンモックに揺られたいときに向いています。
【3】設営の方法と居住空間で選ぶ
COGHLANS(コフラン)『B.W.モスキートネット』:
【エキスパートのコメント】
蚊帳には、スクエア・フロアつき・吊り下げ式・ポップアップタイプなどいくつかの種類があります。スクエアタイプやフロアつきモデルは居住空間を最大限に活かせますが、設営に手間がかかる点がデメリット。吊り下げ式は設営がかんたんですが、空間が狭くなってしまいます。ポップアップタイプは使い方が限定されるものの、居住が快適です。
収納サイズや運搬方法、併用アイテムをクリアすれば設営がかんたんなものがおすすめ。このように、サイズだけではなく設営方法も重要なポイントとなります。