俳優の宮沢氷魚が、日本テレビ系ドラマ『偽装不倫』(7月スタート、毎週水曜22:00～)に出演することが26日、明らかになった。杏演じる主人公が恋に落ちる男を演じる。

『偽装不倫』に出演する宮沢氷魚＝日本テレビ提供

東村アキコ氏の同名新作マンガが原作の今作は、32歳独身、彼氏なしのおひとり様女子・濱鐘子(杏)が、一人旅に出かけた飛行機の中で年下のイケメンと出会い、「既婚者」とウソをついたことから始まる、純愛ラブストーリー。宮沢が演じるのは、その年下イケメン・伴野丈だ。

フリーのカメラマンで、10歳の時から父親の仕事の関係でヨーロッパを転々として暮らし、世界中を飛び回る生活を送っていたという役柄。自身も幼稚園から大学までインターナショナルスクールに通ったという宮沢は「自分の経験を生かしてナチュラルに演じたい」と話す。

また、今回の役について「実は僕自身、ずっと年上の女性と付き合ってみたいと思ってきたので、ドラマの中ですがその夢がかなうのがうれしいです」といい、初共演となる杏については「役者として大先輩。まさか相手役をやらせていただけるとは! 杏さんは、一緒にいると安心するというか、もっと一緒にいたいなと思うような人柄や雰囲気を持っている方だと感じました。鐘子と丈という役としても、その感覚が現れてくるのではないかと思います」と印象を語った。

原作の東村氏は「ドラマは原作と違う設定になりますが、宮沢氷魚さんは、私もぜひにと激推しした若手俳優さんです。不思議な透明感が必要なキャラだと思いますので、演じられる人は彼しかいないと思います!」と期待。日本テレビの加藤正俊プロデューサーは「宮沢さんは、日本人離れしたルックスと雰囲気が原作のイメージとぴったりで、一目会ったときに『彼ならこの役ができる』と確信しました」と話している。