秩父鉄道は秩父本線三峰口駅構内の「鉄道車両公園」に関して、SL関連設備の充実を図るとともに公園内の環境整備を進め、リニューアルを図ると発表した。
これにともない、老朽化が進んでいる展示車両の解体撤去工事を5月から開始する予定だという。その間、公園内への立入りを制限(立入り禁止など)する。
「鉄道車両公園」は1989年3月の開園以来、30年間にわたり多くの来園者を迎えてきたが、このほどSL関連設備の充実を図るとともに公園内の環境整備も進め、リニューアルを図ることが決定したという。老朽化が進み、安全の確保が難しくなった展示車両については、部品等の一部保存や写真等による資料化の後、撤去される。
展示車両の解体撤去工事は5月から開始した後、7月頃の終了を予定している。秩父鉄道は「鉄道車両公園」のリニューアルにあたり、多くの人が楽しめる魅力ある空間づくりをめざしていくとしている。