約36,000人の秘書のためのサポートサイト「こちら秘書室」を運営するぐるなびは4月23日、「こちら秘書室公認『接待の手土産』セレクション2019 特選30 発表会」を都内で開催した。同日は女優の藤原紀香さんを特別ゲストに迎えた表彰式も行い、特選30品や殿堂入りした商品を紹介した。
ビジネスシーンで、上司やクライアントといった大切な方への手土産で悩んだことがある方は少なくないだろう。そのような際に参考にしたいのが「こちら秘書室」。同サイトでは、全国の秘書室会員ネットワークを活用し、 「大切なビジネスシーンにふさわしいかどうか」という観点で目利きした手土産品を紹介している。
「接待の手土産セレクション」とは、 年間約10回開催される品評会で、 秘書本会員のべ1,000名以上が「ビジネス使いにふさわしい」と評価をした手土産を指す。全国各地の秘書からの手土産情報を事務局が一定の基準のもとに品評会へと選出。品評会では高級感、デザイン性、必要性、味、価格など計10項目以上を採点する。実際に手にとって包装や重量などを確かめたり、出品者から贈る際に話のネタとなる情報がビジネスシーンにおいてふさわしいかどうかも検討したりしているという。
品評会での評価を集計した後、品評会に出席した30人の現役秘書による審査会で再度、総合的に審議。今回選出された約300品の中でも特に評価が高かった30品を「特選」として発表した。
「特選」は4つの部門に分かれており、「洋菓子」より11商品、「和菓子」より9品商品、「お飲み物」より3商品、「お惣菜・調味料・食材」より7商品が選ばれた。発表会には、女優の藤原紀香さんも登場し、各部門の代表者にトロフィーを贈呈、祝福の言葉を述べた。
同イベントでは、通算3回「特選」に選ばれた商品も「殿堂入り」として発表された。今回「殿堂入り」したのは、貴婦人のキスという意味のイタリアの焼き菓子「バーチ・ディ・ダーマ」。味はプレーン・コーヒー・抹茶の3種類がある。
プレーンを試食すると、口に入れるとアーモンドの香ばしさが広がるクッキー生地で食べ応えがあり、薄くチョコレートがサンドされている。また、2016年G7伊勢志摩サミットで各国首脳へのおもてなしの一環として提供されたこともあり、話のネタとして使いやすく、「殿堂入り」も納得の一品だ。
他にも、和菓子部門からは「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」を試食。こちらは見た目からかわいらしく、SNS映え間違いなしの商品だ。切る度に出てくる絵柄の変化も楽しめる。味もシャンパンのゼリーのような錦玉羹を小豆羊羹ではさんでおり、上にはクランベリーや国産の鬼クルミ、レーズンがトッピングされている。和菓子に新しいイメージもたせる一品だ。
「こちら秘書室」担当室長で、イベントのトークセッションに参加した渡邉華織氏は、手土産を選ぶ際の極意を「贈る方の笑顔を思い浮かべること!」と明かす。実際に贈る相手の喜んでいる顔を思い浮かべながら、自分も楽しむことが一番の秘訣だという。
ビジネス以外でもさまざまシーンで必要となる手土産。贈る相手のことを想い、喜んでもらえるものを選んでいきたい。