iOSに標準装備のアプリは、「カメラ」や「写真」など例外を除き、削除(アンインストール)することができます。削除といってもAppleがiOSに同梱する形で無償提供するアプリであり、まったく同じものがApp Storeで公開されているため、いつでもダウンロードして利用を再開できます。
問題は、「計算機」という言葉でApp Storeを検索しても、似て非なるサードパーティー製アプリばかりヒットしてしまうこと。四則演算機能は同等でも、他のアプリとの連携ができなくなっては困ります。サードパーティー製アプリのなかには、広告を表示するものもありますから、慣れればOKというものでもありません。
アプリを削除するときには、確認のダイアログが表示されるものの、いちど実行してしまうと操作を取り消すことはできません。どうにかしてApp StoreでApple純正の「計算機」を見つけ、再インストールすることが有効な解決策です。
この問題を解決するポイントは、「Apple」にあります。App StoreでApple製アプリ、すなわち開発元(デベロッパ)がAppleのアプリを見つけ出し、その詳細画面にある「Apple」のリンクをタップするのです。これで、開発元が同じ「Apple」のアプリをすべて表示できるため、その中から「計算機」を選べます。
多くのApple製アプリは、iOSに標準装備のものも含め、「天気」や「メール」といった汎用的な単語で命名されています。しかし、App Storeで検索すればヒットしますし、「Keynote」や「Numbers」といったやや個性的なネーミングのアプリもありますから、同じ開発元であることをたよりに「計算機」も発見できることでしょう。