女優の上白石萌音が、フジテレビ系特番『FNN報道スペシャル 平成の“大晦日”令和につなぐテレビ』(30日18:30~24:55)内で放送されるドラマ『プリンセス美智子さま物語 知られざる愛と苦悩の軌跡』に出演することが24日、明らかになった。
世紀のご成婚と皇后・美智子さまがこれまで歩んできた道のりを、永作博美演じる東宮女官長の目線からドラマ化する今作。上白石は今から約60年前、当時皇太子だった天皇陛下のお妃(きさき)選びの取材合戦の渦中にいた駆け出しの週刊誌記者・宮本ひろ子を演じる。
上白石は「平成最後のドラマ、そして、初めて皇室を描いた物語ということで、この上なく光栄に思うと同時に背筋が伸びました。また、ご出演される先輩方のお名前を拝見するだけで、いち視聴者として放送を心待ちにする自分がいました。素晴らしいチームの一員になれてとてもうれしかったです」とコメント。「美智子さまのお心模様を知るうちに、女性として、人としての尊敬と憧れが増しました。わたしが演じるひろ子もそうやって影響を受けていくので、心から共感しながら演じました」と話している。
そんなひろ子の先輩記者・森富之を演じるのは、和田正人。華族会の重鎮で東宮職参与の藤永菊子役には、若村麻由美。時はめぐり、ノンフィクション作家となった83歳のひろ子を演じるのは、草笛光子。さらに、ノンフィクション作家となったひろ子の担当編集者・後藤成治を町田啓太が演じる。
和田は「昭和に生まれ、平成で育ってきた国民の一人として、誇りを持って演じたいと思いました」、町田は「平成最後となるこの作品に出演させていただけることになり、大変光栄に思いました」と話している。
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